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【メンズ向け】ビジネスマンなら着こなしたい!トレンチコートの魅せるコーデを紹介!

投稿日時:2021.11.09 17:13:19

スーツに合わせたい!おススメのトレンチコートコーデ

スーツに合わせるオススメのトレンチコートコーデは、ネイビートレンチコート×ネイビースーツ×バーバリーチェックのストールです。 


同系色の組み合わせはシックで大人らしく、都会的な雰囲気に仕上がります。
指し色にチェックを入れることで顔周りは明るく親しみやすい印象です。


ネイビーのトレンチコートは他の人と被らず、黒ほど重くならないのでスーツとバランスがとりやすいです。


またトレンチコートを選ぶ際に素材を気にして選ぶのもポイントです。
スーツが艶のあるものの場合はコートをマットなコットン素材、などコントラストを出すとお洒落になります。


 ビジネススタイルは制限が多い、と思っている人も、実は選べるものがたくさんあることを知るとトレンチコートのようなベーシックアイテムのコーディネートも楽しめます。

トレンチコートはどんなコート?

 


トレンチコートは今や定番のコートなので、ご存じの方も多いと思いますが、何でこのような特徴のコートができたのか、その歴史を探っていきます。


 


トレンチコートの特徴


トレンチコートとは、もともと戦場生まれのクラシカルなコートです。


起源は第一次世界大戦、戦士が着用していた身を守るためのコートでした。
そのためディテールが細かいのです。


袖口にベルトがついていたり、ポケットがボタン付きになっているのは雨除けのため、ベルトにDリングと呼ばれる金具がついているのはナイフや手榴弾を下げるためにつけられたものでした。


現代でもその丈夫さとディテールの美しさが受け、コートの定番となりました。


 


アルスターコートとは


 

 


アルスターコートというワードはビジネスマンだと聞いたことがあるかもしれません。
トレンチコートの原型になったものです。 


アルスターコートは、前身ごろがダブルの作りになっており、襟が大きめに作られています。
トレンチコートができる前の1920年頃に、イギリスで旅行用のコートとして利用されていました。


昔は今ほど防寒機器が発達していなかったため、上衿を下襟よりも大きく作り立てて着られるようにすることで、防寒対策をしていました。


現在はスーツや普段着どちらとも合わせて着られる万能コートとして流通しています。

ビジネスシーンでトレンチコートを着こなすためのポイント

 


ビジネスシーンでトレンチコートを着こなすためのポイントは3つあります。


ポイント1:襟
ポイント2:ベルト
ポイント3:ボタン


 この3つが大切になるので、詳しく解説します。


 


ポイント①:襟


襟の着崩れはだらしない印象になるので、絶対に避けましょう。


顔の近い部分にある襟は視界に入りやすいので、相手への印象に関わりやすいです。
この部分がヘタレていたり、着崩れていると全体的にくたびれた雰囲気になってしまいます。


 せっかくの素敵なコートが台無しにならないために、襟をどのように保てばいいか説明します。


 


基本的には2パターンです。 


・ベーシックに下ろしているスタイル
・立たせておくスタイル


下ろしているときは、しっかりプレスをかけてパリッとした質感にしておきましょう。
それだけで清潔感がでます。 


立てている場合は、首元にある鍵フックやスロートタブのボタンをきっちり締めておきましょう。


襟はビジネスシーンできちんと感を演出する重要な要素です。


 


ポイント②:ベルト


トレンチコートのベルトは締め付けすぎず、きっちり結ぶことがポイントです。 


絞りすぎると女性らしいシルエットになってしまいますが、だらっとベルトをたらしたままだときちんと感がなくなってしまします。 


綺麗に結ぶためのポイントはを紹介します。


・本結びにする
ごちゃっとしてくどくなるのを防ぐために、シンプルな本結びにしましょう。 


・結ぶ位置は左右どちらかにずらす
真ん中で結ぶと柔道着のようでお洒落さに欠けてしまいます。


・ベルトループはすべて通しておく
基本はすべて通しておくので間違いないですが、まれにベルトループが高め・低めに作られているものがあります。
その場合は、ループを通さずきっちり結べばOKです。


 


反対にに避けたい間違えた結び方を紹介します。


 ・後ろで結ぶ
女性らしさが強くなるため、男性は避けましょう。 


・ベルトがねじれたまま結ぶ
ベルトには裏表・上下左右があります。
ねじれたままだとだらしないので、着るときに気を付けましょう。


 


ポイント③:ボタン
トレンチコートのボタンは留めるが基本です。


カジュアルシーンではあけたままバサッと羽織るスタイルもいいですが、ビジネスではきちんと感・礼儀正しさは重要なので、必ず留めてください。


と言っても、トレンチコートはボタンがいろんなところについているので、どこまで留めればいいの?と考えるかもしれません。


羽織った時に外に見えるボタンは全部留めるのがいいので、前ボタン以外にもエポレット(肩のディテール)やストームポケットについたボタンは留めておくと安心です。


余談ですが、ボタンの色や形はコートの印象を変えるので、こだわりたい方はボタンをカスタマイズしたり色に着目して選ぶのも面白いですよ。


 ボタンの印象は大きいので、細部のボタンは着る前にちゃんとついているかチェック、脱ぎ着した際も留め忘れがないか確認しましょう。

様々な着こなし術をご紹介

シンプルながらに様々な着こなしができるのがトレンチコートの魅力です。
特に春・秋には気温がちょうどいいので、毎日でも着たいですよね。


そこで毎日着てもマンネリしない、着こなし術を紹介します。


 


カジュアルに着こなす
カジュアルに着こなす場合はボタンを留めずに着るのが粋です。


抜け感がでるので、お洒落さが増します。


中に着ている服をチラ見せし、色物をのぞかせたり、ニットなどの異素材を組み合わせるのもかっこいいです。


ベーシックなトレンチコートはカジュアルに取り入れても浮かず、活用幅が広いです。


 


少し着崩したコーデ
あえて雰囲気が真逆なカジュアルアイテムと合わせてバランスを意識したコーディネートにするのも面白いです。


カジュアルアイテムを具体的にあげると「デニム」「ローゲージニット」「スウェット」などがあります。


これらのアイテムを合わせる際に気を付けることは4つあります。


・前ボタンあける
・襟を立てない
・ベルト締めない、もしくははずす
・少しゆとりのあるサイズのものを選ぶ 


これらはすべて、トレンチコートがカジュアルアイテムと馴染むための方法です。


合わせるアイテムがコートを際立たせてくれるので、カジュアルコーデも楽しくなります。


 


前開きでスタイリッシュに
前開きでもスタイリッシュに着こなすためには、肩の位置をずらさないことが重要です。


肩がずれた(落ちた)着こなしは、オーバーサイズな印象でルーズになってしまいます。


ルーズにならないためには、セットインスリーブ(肩から脇にかけて垂直に切り替えが入っている袖)になったトレンチコートを選ぶのがいいです。


ラグランスリーブ(首元から袖下にかけて切り替えが入っている袖)でもスタイリッシュにならないこともないのですが、肩の収まる位置が決まっていないのでずれてしまう可能性が高いです。


スタイリッシュに着こなすにはセットインスリーブで、肩がジャストなサイズで着られるものを選んでみてください。


 


シングルトレンチコートでシンプルに
シングルトレンチとは、前ボタンが縦一列ものを指します。


ダブルと比べて見た目がシンプルで、スマートにまとまるのが特徴です。


ダブルの方が格式高いと聞くことがありますが、実際はシングルとダブルで格式の違いはありません。
そのため、ビジネスシーンでシングルを着るのもOKです。 


シンプルな見た目だけにオンオフ兼用しやすく、ダブルほどボリュームがでないので、トレンチコートを着慣れていない方におすすめの作りになります。


シングルトレンチのよさをまとめると、


・シンプルなので服の系統を選ばない
・トレンチコート初心者でも合わせやすい 


このようないいところがあるので、着るのに抵抗があった方はぜひシングルトレンチを一度羽織ってみてください。


 


かっちりとスタンダードに

 


かっちりスタンダードに着こなしたい方にはダブルトレンチがおすすめです。
ダブルとは前ボタンが縦二列に並んだものを指します。 


ボタンをすべて締めると首がしっかり隠れ、格式高く見えます。


ダブルの仕様は、昔軍人や船乗りが防寒として着るために作られたコートに施されていたものです。


きちんと感のある定番のスタイルを楽しみたい人にはダブルトレンチがおすすめです。

ストールやマフラーとの合わせ方やコツ

トレンチコートに合わせるストールやマフラーは、ボリュームのないすっきりしたものを選ぶといいです。


ボリューミーなもの(200cm×60cm以上)を選ぶと、トレンチコートのきりっとした印象を崩してしまいます。


ではすっきりするストールとはどんなものでしょうか。
選ぶときのポイントはこちらです。 


・網目の詰まったものを選ぶ
・カシミヤのような素材に艶感のあるものを選ぶ
・シックな色のものを選ぶ 


以上の点に気を付けて選ぶと、大人の雰囲気が醸し出せます。


特にビジネスシーンではすっきりしたスタイルが好まれるので、取引先との打ち合わせなど社外の人とあうときに合わせるのも素敵です。


全体のバランスを考えてすっきりと使えるものを選び、スマートさを演出しましょう。

NGな着こなしは?

しわが入ったまま、着たきり手入れなし、など清潔感のない着こなしは絶対にNGです。


もともとクラシックできりっとした印象があるトレンチコートをだらしなく着てしまうと、一段とルーズさが目立ってしまいます。


何度か着たコートには必ずアイロンやスチームをかけてしわを伸ばすようにしましょう。


しばらく着てなかったコートもしまいじわが入っていることがあるので、衣替えのタイミングや前日に綺麗な状態にしておくと、着るときに楽です。

まとめ

今回はトレンチコートの歴史から着こなしまでお話しました。


社会人になると、トレンチコートを着る頻度は増えると思うので知識を持っているとより素敵な着こなしができます。


ぜひいろんな着方をチャレンジして生活にたくさん取り入れてみてください。

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