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50代にお勧めのオーダースーツ!余裕のある着こなしに見せるポイント

投稿日時:2021.11.25 00:29:48

周りからの信頼を得ることで、仕事を進めやすくなる50代。


誠実さや仕事の実績経験に加えて、セルフプロデュース能力も必要になります。


スーツは人に与える印象を大きく左右します。 年齢にふさわしい装いは、頼りがいに繋がる貫禄が必要ですし、相談しやすい親しみやすさが加わることで、お洒落さと品格をもたらします。


世代で変わるスーツ選び。 今回は、余裕のある着こなしに見せる、50代のスーツ選びを掘り下げます。

50代にお勧めのオーダースーツの価格帯

50代が選ぶスーツの価格帯目安としては、7万円から20万円程度です。


豊富な人生と仕事の経験を内面に構築してきた、50代のスーツ選びに必要なのは、内面と装いのバランスがとれる「本物感」です。


歴史に裏打ちされた、本物感のある上質な生地を使って仕立てられたスーツをオススメします。


また、オフィスカジュアルの場合は、5万円から10万円程度が目安です。 オフィスカジュアルは、一つサジ加減を間違えると軽くなりますが、落ち着きが有る50代ならスマートに着こなすことが可能です。 積極的にカジュアルスーツやセットアップの着用することで、お洒落感が広がるだけで無く、親しみやすさにも繋がります。

スーツの値段の違い

素材の違い

スーツの第一印象は、使われている生地の質感で大きく変わります。


上質な原料を使い、充分な時間を掛けて織られた生地は、しなやかさと柔らかさが有りながら、適度な重厚感を持っていて、上品な艶と発色を兼ね備えています。


安価な既製品に使われる生地と比較すれば、上質な生地の単価は数十倍以上になる事も珍しくありません。


スーツの材料費の中で大きな割合を占める生地が高価になれば、スーツの値段も高価になります。


縫製グレードの違い


高い縫製技術のある工場で生産されたスーツは凜とした佇まいが有り、美しい立体感を持持っています。


ただ縫い合わせる事が縫製ではなく、素材の特性を活かし、身体にフィットする事を考慮した縫製は多くのノウハウが必要です。レベルの高い縫製工場の工賃は高額になります。


付属やパーツの違い


量販されているスーツに使われるボタンは一般的にプラスチック製になりますが、上質なスーツには本物の貝や水牛の角から製造された質感の高いボタンを使用しています。


ボタンや裏地など付属パーツに上質さを求めれば、高価になります。

50代にお勧めのスーツ

落ち着きの有る50代には、定番カラーの紺系・グレー系が似合う事は間違いありません。


定番カラーでは、素材感にこだわってください。特に無地の定番カラーは一般的に見慣れている分だけ、素材感の善し悪しが解りやすいと言えます。


自分のスタイルを確立されている方も多い年齢ですが、思い切って明るめのカラーにも挑戦してください。


夏場なら、同じグレーでも明るいタイプを選ぶ事で、落ち着きがありながら清涼感も出ます。


薄い茶ベージュは、若手には着こなし辛いカラーですが、50代の経験から来る落ち着きとマッチし易く、爽やかさが出てオススメです。


柄の定番はストライプですが、ストライプ柄がはっきりとしたタイプよりも、同系色の控えめなストライプの表現か、もしくは細い色糸を使っているタイプの方が上品に見えます。


英国風にカッチリ仕立てるなら、トラディショナルな柄もオススメです。


グレンチェック・ハウンドトゥース等の柄には歴史を感じる安定感があり、よく馴染みます。


こちらも白黒のようなハッキリとした柄では無く、ミックス感のある霜降りタイプの糸を使用した生地が上品さを増します。


たとえば、黒×霜降りグレー・濃紺×霜降りブルー・黒×霜降り茶等が組み合わされる柄です。


サイズ

股上が浅く全体的に丈の短いスリムなシルエットのスーツは、50代にはオススメしません。


若干ゆとりを持たせたサイズ感が、大人の余裕を醸し出します。


デスクワークが増加する年齢ですから、実務を考えて腰回りには若干余裕があるパンツにすることで、快適な着用感と自然な美しさに繋がります。


体系的にも変化がある世代なので、お腹周りの余裕も必要です。


しかし、ただ大きいだけのサイズ着用は、だらしない印象にもなりかねません。


あくまでジャストサイズを守りながら、ゆとりを持たせたい部分には持たせる事が肝心です。


既製服でジャストサイズを探すことは難しいですが、オーダースーツなら調整が可能です。

50代にオススメの生地

50代にオススメしたい秋冬素材は、梳毛のフラノです。



★梳毛


細めの繊維(糸の太では無く繊維の太さです)で紡績された主にスーツ地で使う細めの糸です。対義語は、太めの繊維を使った紡毛です。太めの糸で、主にコートなどのアウターで使用されます。



梳毛のフラノは上品な光沢と緻密な表面感があり、柔らかくウォーム感を持つ秋冬スーツ地の最高峰です。


高品質な原料を用いて、時間を掛けて生産されるため、コストが掛かります。


美しい光沢感のある起毛は、繊細で柔らかく高密度で、無地の他トラッド柄もあります。


春夏素材でオススメしたいのは、キッドモヘアです。


アンゴラ山羊の毛を原料としたモヘアの中でも、生後1歳までの子ヤギの初毛だけを使った希少繊維です。キッドモヘア100%で使われる事は、基本的にありません。経糸に使う事が難しいため、緯糸に用いります。


清涼感があり、ウールとは違った光沢感は高級感に溢れています。


他にも、品質が確かで上質さがある、ブランド生地をオススメします。


Ermenegildo Zegna(ゼニア)

イタリアのブランド生地メーカーで、有名テイラーには例外なく扱いがあります。 選び抜かれた繊細な原料を使う事で表現される極上の柔らかさに定評があり、着心地の良さが多くのファッション好きに支持されています。


歴史と伝統だけでは無く、新しい素材開発にも貪欲に取り組んでいて、同じゼニアの中でも細分化したブランド展開をしています。



  • 原料の選別や撚糸にこだわり、シワからの回復力をウリにした「トラベラー」

  • 通気性や清涼感の機能を全面に出した春夏素材「トロピカル」「クールエフェクト」

  • 歴史があり完成度が高い定番秋冬素材「エレクタ」「ヘリテージ」

  • 新しい価値を求める秋冬素材「トロフェオ」


などがあります。


Loropiana(ロロピアーナ)

19世紀初めに創業した、イタリアの老舗です。


ゼニアと並ぶ人気ブランドで、妥協の無い高品質な生地を、目の肥えた顧客に対して長年供給してきた歴史があります。


TALLIA DI DELFINO(タリア・ディ・デルフィノ)


優に100年以上の歴史がある、最高級の生地メーカーです。


ゼニア・ロロピアーナと合わせて、世界3大毛織物工場と呼ばれています。


Super120’s以上という繊細な原料にこだわり、糸から織物の最終仕上げまで自社で行う一貫工場です。上質な艶感やソフト感が有りながら、季節に応じた織りの密度にこだわるのが特徴で、張り腰があり、耐久性にも優れています。

50代におススメのコーディネート

部下を伴って表敬訪問-紺のシンプルコーデ

積み重ねた経験に由来する安心感がある50代に、余計な装飾は不要です。


オーソドックス紺を、上質な素材でスリーピーススーツに仕立てて、ホワイトシャツに同系色のタイでコーディネートする、安心感溢れるシンプルなコーディネートです。


重要な会議に臨む-茶ベージュ3ピースコーデ

明るいベージュトーンのスーツは、華やかさがある一方で、着こなしが難しいと思われがちの色です。特に50代の方からすると、自分には若すぎると感じてしまう方も多いようです。しかし、ベージュは肌なじみがよく、自然で嫌みのない色合いなので、年代問わず取り入れられます。また、無地であれば主張も激しくないので、ビジネスシーンはもちろんオフの日のコーディネートにも着まわすことができます。


金曜日の出勤-カジュアルスーツコーデ

コーデュロイや、アウトポケットなどを取り入れたカジュアルなコーディネート。


インナーに紺系のタートルネックを取り入れた、安定感のあるワントーンコーデですが、臙脂系や黒のタートルネックにしてもお洒落です。


カジュアルに抵抗がある方は、ワイシャツにネクタイを着用してもコーデが可能です。


休日には、スラックスをチノパンに替える等、単品での使い回しが効きます。


オーダースーツで失敗しない為のポイント


採寸時


採寸時には、自分の理想イメージを伝えてください。


採寸を行うテイラーと、完成イメージを共有することで、仕上がりとのズレを解消し失敗を防ぎます。


ジャストサイズを保ちながら、部分的には余裕を持たせられる、オーダースーツのメリットです。


ディテール


プロのテイラーの意見を聞きながら選択する機会を大切にしてください。


選択するディテールで、完成するスーツのイメージは大きく変わります。


たとえば、ベントやステッチを検討するのに、自分のスーツを持ち込む事で、比較が出来る上に、好みや不満を具体的にテイラーに示す材料になります。

オーダースーツのよくある質問

Q:スーツはどこで買うのがいい?


スーツは、量販店・専門店・百貨店の他、通販でも販売しています。 50代の方なら、上質なスーツが揃っている、相談できるプロがいるお店での購入をオススメします。


人間には相性があります。


実際に話してみて、シックリくるプロと良好な関係性が築けるお店がベストです。


オーダースーツは、既製品スーツ購入時よりもスタッフとの相性が大切になります。


テイラーと良いコミュニケーションをとる事で、完成度の高いスーツになります。


年齢で先入観を持たずに、フラットな気持ちで相性を見極めてください。


Q:個性を出せるポイントは?


50代のスーツに過剰な装飾は不要です。


見えない部分に個性を出すのもお洒落です。


一見しただけでは解らない、本切羽仕様の袖・襟元のステッチ・ボタンホールのカラー変更等で個性を出すのがポイントです。

まとめ

「価格が高い」「自分には無関係な洒落者の世界」「手間と時間が掛かる」等の、オーダースーツに対してマイナスイメージの既成概念を持つ50代の方が、まだまだ多数いらっしゃいます。


50代は役員クラスの役職についている方も多く、まさに会社の顔といえます。


そんな50代だからこそ、社内外から一目置かれるような素敵なオーダースーツを作ってみてはいかがでしょうか。


50代にふさわしい余裕ある着こなしは、ジャストサイズでありながら、部分的には余裕を持たせる必要があり、既製品の調整では困難です。


50代の方には、オーダースーツをお勧めします。

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