STYLING GUIDE

営業マン必見!相手からの印象をアップさせるためのスーツの選び方

投稿日時:2021.11.22 20:12:00

第一印象が重要な営業マンにとって、スーツは戦闘服のようなもの。


派手すぎる色柄、サイズ感が合っていないスーツでは悪い印象を与え、その後の商談や信頼関係に影響を及ぼすことも…。


そこで今回は、相手からの印象をアップさせるためのスーツの選び方をご紹介します。

営業マンにおすすめのスーツとは?

自分の体型にあったスーツ


スーツの着こなしに最も重要なのが、「サイズ感」です。


自分の体型よりもサイズが大きい場合はだらしない印象、小さい場合は窮屈そうな印象を与えてしまいます。


スーツを選ぶ際は、自分の体型にジャストフィットするかどうかを重視してください。


派手すぎない柄のスーツ


プライベートでスーツを楽しむ場合は派手な柄でも問題ありませんが、ビジネスシーンにおいては派手な柄は避けるのがマナーです。


営業マンには無地やシャークスキン、ストライプなどがオススメです。


ストライプについてはピンストライプやペンシルストライプ、チョークストライプ、シャドーストライプなど様々な種類がありますので、職場や取引先の雰囲気に合ったものを選びましょう。


関連記事:柄物のスーツの選び方とは?世代やシーン別、スーツの柄の選び方


さわやかで落ち着いた色味のスーツ


スーツには様々な色味がありますが、営業マンの定番はネイビーやグレーなど、爽やかで落ち着いた色味のスーツです。


爽やかで落ち着いた色味は相手に「誠実」、「知的」などの好印象を与えられます。


営業マンにとって相手に与える印象は非常に重要になりますので、スーツの色合いにも注意したいところです。


動きやすいスーツ


既存顧客先へ訪問したり、新規顧客を開拓したりと、忙しく動き回ることが多い営業マン。そんな営業マンがスーツを選ぶ時のポイントになるのが、機能性です。


毎日着用するスーツですから、伸縮性があり動きやすいスーツを選びましょう。


身軽で動きやすいスーツを選べば、日々の営業活動においてスーツ着用のストレスが大きく軽減されます。

スーツを選ぶときの注意点

肩幅


自分の肩の位置と、ジャケットの肩山がフィットしているか確認しましょう。自分の肩幅とジャケットの肩山に1㎝ほどゆとりがあるのが理想です。


着丈


着丈は、ヒップがちょうど隠れる長さが理想です。


着丈がヒップよりも短いとカジュアルな印象、長いと足が短い印象になってしまいますので、最低でもヒップが半分以上は隠れる長さのものを選んでください。


パンツの裾


パンツの裾の長さは、裾が靴の甲に触れるくらいにします。


具体的には、裾が靴のヒールの上から3~4㎝になるのが目安です。


裾が長すぎると裾口が擦れてダメージを負いやすく、短すぎるとソックスが見えて幼い印象を与えてしまいますので、パンツの裾の長さにもこだわりましょう。


関連記事:スーツサイズの測り方と選び方!垢抜けた印象のサイズ感を手に入れるコツ

おさえておくべき着用マナー

上着のボタンは全て留めない


ボタンをすべて留めるとシワや型崩れの原因になりますので、ボタンの数に合った留め方をする必要があります。


2つボタンの場合は1番上のボタンだけ留め、3つボタンの場合は真ん中のボタンだけ留めてください。なお、座った時にはボタンをすべて外し、立っている時にボタンを留めるようにしましょう。


屋内と屋外でフラップを使い分ける


フラップとはジャケットのポケットについている長方形の蓋のことで、ポケットの中にホコリや雨などが入るのを防ぐ役割があります。


結婚式などのフォーマルなシーンでは、屋内ではフラップをポケットの内側に、屋外ではポケットの外側に出しておくのがマナーです。ビジネス面ではそこまで厳格なマナーになってはいませんが、屋内と屋外でフラップを使い分けておいた方が好印象を与えられるでしょう。


上着の外ポケットに物を入れない


上着の外ポケットには、物を入れないのがマナーです。


ペンやメモ帳などの小物は、内側のポケットに収納しておきましょう。


ただし、ポケットに物を入れると見た目が悪くなりますし、型崩れしやすくなってしまいますので、内ポケットにも極力物は入れないようにしてください。

スーツだけでなく小物やシャツにも気を配ろう

ワイシャツの選び方


営業マンにオススメなワイシャツの色は、好印象を与えやすい「白」と「薄いブルー」です。


白のワイシャツは清潔感があり誠実な印象、薄いブルーは知的な印象を与えます。


スーツと同様に、ワイシャツも自分の体にフィットするものを選びましょう。


また、着用時のワイシャツの袖は、ジャケットの袖から1~2㎝ほど出るのが理想です。


関連記事:スーツに合わせる正解シャツとは?シャツ選びの基礎とオーダー術


ネクタイの選び方


ネクタイには様々な色柄がありますが、そのなかでも営業マンに定番なネクタイの色は紺、柄は無地かストライプ。派手な色柄は避け、落ち着いたものを選ぶのがオススメです。


いつも同じネクタイをつけていると思われないよう、最低でも3本は用意しておくと良いでしょう。


靴の選び方


営業マンは動き回ることが多いので、歩きやすく疲れにくいような、自分の足にフィットしたものを選びましょう。 色はブラックやブラウンを選び、ベルトと同色にするのが基本です。


関連記事:スーツに合わせる靴の正しい選び方とは?必見!スーツ×靴のコーディネート

営業マンによくあるスーツのお悩み

営業マンに必要なスーツの数はどのくらいですか?


毎日スーツを着用する営業マンは、最低でも3着はスーツを持っておきたいところ。スーツを着続けるとどうしても傷んでくるため、複数着を着まわすことが大切です。


春夏用に3着、秋冬に3着と考え、年間を通して6着は用意しておくのがオススメです。


営業マンのスーツの値段はどのくらいを想定しておけば良いですか?


スーツにかける値段は既製のスーツかオーダースーツか、また年齢などによっても異なります。1万円以下で購入できるスーツもありますが、営業マンにとってスーツは重要なアイテムですので、ある程度はお金をかけた方が良いでしょう。


スーツの相場は、20代後半で2~5万円ほどとなっています。


営業職に就く女性にはどのようなスーツがおすすめですか?


男性に比べてバリュエーション豊かなスーツがありますが、営業職の女性にオススメなのは黒や紺、グレーなど落ち着いた色合い。素材はウール100%が定番です。


年代によっても似合うスーツが異なりますので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。


関連記事:レディーススーツはどう選ぶ?注意点やおすすめコーディネートをご紹介

第一印象が重要な職業だからこそオーダースーツを

人の印象は見た目が多くを占めるため、営業マンにとってスーツ選びは非常に重要です。


自分の体にフィットし、好印象を与えられるスーツを選びましょう。


既製のスーツは気軽に購入できる利点がありますが、第一印象が重要な職業の営業マンには、オーダースーツがオススメ。


自分の体にジャストフィットするのは、オーダーならではの魅力です。素材や色合いもバリュエーション豊かで、様々なシーンで活用できる1着に仕立てられます。