STYLING GUIDE

パターンオーダーは安い!
サイズ調整できて納期は早め

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監修:石川佳宏(青山店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.05.18 16:58:47

オーダースーツは高いものと思われがちです。しかし、パターンオーダーなら、およそ2万円からオーダーできます。既製服とほぼ変わらない値段でおしゃれなスーツを仕立てることができるのがパターンオーダーの魅力です。しかも、納期が短いので、既製服感覚で試せます。既製服では自分好みの1着が見つからないというのであれば、試してみてはいかがでしょうか。この記事では、安くて納期も早いパターンオーダーについて詳しく解説します。

 

パターンオーダーとは?

パターンオーダーは、工場で大量生産されたゲージ服をもとに作られるオーダースーツです。ある程度まで出来上がっているサンプル服のことをゲージ服といいます。ゲージ服を可能な限りサイズ直しして作るオーダースーツなので、安く作れて納期も2週間程度と早いのが特徴です。


オプションをどの程度付けるかによって値段が変わりますが、ゲージ服にほとんど手を加えないなら3万円~4万円で作ることができます。ほぼ既製服と同じくらいの予算で作れるので、スーツのオーダーはしたことがないという人でも試しやすい初心者向けのオーダースーツです。体型的には既製服でも着られるけれど、できれば自分好みにカスタマイズしたものを着てみたいという人に向いています。


パターンオーダーの場合、ゲージ服を補正するのは袖丈や、袖丈や着丈、胴回りなど縦横の調整です。このようなサイズ調整は既製服には難しく、着心地の面で大きな差が生まれます。既製服ではある程度、体に合ったものから袖や裾丈などを調整します。パターンオーダーでは、肩や胸が体に合った正しいサイズのゲージ服をベースに胴回りや着丈を補正して体にフィットさせます。ですから、単に丈だけを合わせていく既製服とは着心地が違うのです。

パターンオーダーのデメリット

パターンオーダーは、ゲージ服をベースにサイズ調整できるのが特徴です。しかしすべての補正が可能なわけではなく、基本的に補正ができるのは縦横の調整となります。ベースとなる形やサイズが体に合ったものを用意されている店を選ばなければ、オーダーの意味が無くなってしまいます。ゲージ服で体に合うものをみつけられなければ、既製服とかわらなくなってしまうからです。


腕の太さや肩の角度を変えるような補正は難しいので、体型に個性がある人は合わない部分もでてくる可能性があります。腕や胸など極端に大きいスポーツ体型の人や、なで肩、いかり肩が強い人などは、パターンオーダーの補正ではカバーできない可能性があります。

安く出来るパターンオーダーで好みのスーツをオーダー

パターンオーダーは、オーダースーツの中では最も安いものです。ゲージ服でサイズ感を確認した上で、胴回りや着丈を補正していく作り方ですから、体にフィットするゲージ服を選べるかどうかがカギになります。


ゲージ服が豊富で、補正箇所が多い店を選べば、低価格でもオーダースーツの良さを実感できるはずです。

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