STYLING GUIDE

ネクタイの選び方&結び方で差がつくスーツスタイル。(1/2)

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監修:石川佳宏(青山店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.12.17 16:16:23

ビジネスの場において、表情以外で最初に目につくのはやはりネクタイ。スーツスタイルなら当たり前のように身につけているネクタイですが、選び方はもちろん、結び方や締め方でも印象はかなり変わります。素材や柄、色などTPOによる使い分けが必要で、何を選んでいるかが一目瞭然。今回は、簡単そうでいて、実は一筋縄ではいかないネクタイについて深掘りしていきます。

ネクタイの結び方

ビジネスマンの第二の顔といわれるVゾーン。スーツに対し、シャツとネクタイをどのように合わせて結んでいるかでビジネスセンスをも感じさせる大事な場所になります。なかでも気になるのがネクタイの結び方です。基本的なネクタイの結び方は、プレーンノット、ダブルノット、セミ・ウィンザーノット、ウィンザーノットの4種類。出かける場所や目的、着用するスーツのデザインや素材などにより、結び方も変わります。シルクやウール、ニットなどネクタイの生地によっては、コーディネートのバランスにも影響するため、結び方を限定した方がいい場合もあります。

ネクタイ各部位名称

「ノット」


ネクタイの結び目の部分。結び方によって、ノット形や大きさが変化します。 


 


「大剣」


ネクタイの太い方の部分。結んだ時表側(見える側)に来る部分です


 


「小剣」


ネクタイの細い方の部分。結んだ時裏側(胸側)に来る部分です。

基本的な4つの結び方

プレーンノット … 現在最も一般的なネクタイの結び方です。シンプルな結び方なので、ノット(結び目)の大きさはネクタイの厚みによって変わります。例えば、ジャガード(デザイン全体が生地に織り込まれている織物)やウールのネクタイのように、少しボリュームが出ているネクタイの時は、プレーンノットが1番向いています。

ダブルノット … プレーンノットの次に、ノットが大きくなる結び方です。結び目が少し縦長になるので、ネクタイの結び方の中では比較的簡単で初心者におすすめです。首が細い人、背が低い人でネクタイが長くなってしまう方にも合う結び方です。どんな体格の人でもバランスよく合わせられ、シャツの襟型に気を遣う必要もありません。ノット部分が2重になっているので、柄のネクタイなら、見た目に変化を出しやすくておすすめです。特にビジネスやフォーマルなシーンに向いており、礼服にも合う結び方です。

セミ・ウインザーノット … ダブルノットの次にノットが大きくなる結び方です。ワイドカラーのシャツ、厚手のネクタイに適しています。程よい大きさで、ほぼ正三角形の結び目が特徴です。相手に強いインパクトを与えながらも、きちんとした印象になるので、ビジネスはもちろん、彼女の実家への挨拶時にも失礼にあたりません。ウインザーノットでは結び目が大きいと感じる方におすすめの結び方です。

ウインザーノット … 最もノットが大きくなる結び方です。仕上がりが正三角形に近い大きな結び目となるのが特徴で、大柄な人でもバランスが取りやすいといわれています。ノットが大きく目立つため、シャツやスーツの形に影響しやすい結び方の1つですが、オーソドックスなイギリス式スタイルの結び方として人気です。

プレーンノット

「プレーンノットの結び方」


★ココがポイント!・・・今のスーツスタイルにとても合っており、初心者にも易しい結び方です。1回しか回さないので、きつく締めすぎると結び目が固く、小さくなります。強く絞りすぎないようにしましょう。

1. 大剣を小剣に重ねます。

2. 小剣の回りをぐるっと一周させるように大剣を巻き付けます。

3. 交差した大剣の内側を通します。

4. 結び目・長さを調整します。

5. 結び目が程よい大きさになるよう、調整します。
★強く結びすぎないように注意

6. シャツの襟をおろし、向きを調整したら完成です。

ダブルノット

「ダブルノットの結び方」


★ココがポイント!・・・2重の結び目でやや大きくなるため、幅広のネクタイや生地が厚いネクタイは避ける方がよいでしょう。

1. 大剣を小剣の上に重ねます。

2. 小剣の周りを1周します

3. その上からもう1周、計2週して、巻き付けます

4. 交差した大剣の内側を通します。

5. しっかりと通します。

6. 結び目・長さを調整します。

7. シャツの襟をおろし、形向きを調整したら完成です。

セミ・ウインザーノット

「セミ・ウインザーノットの結び方」


★ココがポイント!・・・ダブルノットの次にノットが大きくなる結び方です。分厚いネクタイだとノットが大きくなりすぎてしまいスマートではありません。薄手の生地のネクタイを選びましょう。

1.大剣を小剣の上に重ねます。

2.交差した大剣を前へ持ってきます。

3.交差した大剣の内側を通し、片側にかけてぐるっと回し、外へ出します。

4.小剣の裏側から一周させるように大剣を巻きつけます。

5. 輪になった部分に大剣を通します。

6. 結び目、長さを調節します。

7. シャツの襟をおろし、形向きを調整したら完成です。

ウインザーノット

「ウインザーノットの結び方」


★ココがポイント!・・・最もノットが大きくなる結び方です。シャツやスーツの形とのバランスに一番気を遣う結び方となります。この結び方は生地の厚いジャガードタイ、ウールタイなどではノットが大きくなりすぎるので、意図して大きくするのでなければ、別の結び方をおすすめします。

1.大剣を小剣の上に重ねます。

2. 交差した大剣の内側を通します。

3. 大剣を外側に出します。

4. 小剣の裏から大剣を逆方向へ動かします。

5. 交差した大剣の内側を通します。

6. 外側へ抜きながら巻きつけます。

8. 交差した大剣の内側を通します。

9. 結び目・長さを調節します。

10. シャツの襟をおろし、形向きを調整したら完成です。

 


ネクタイの結び方やネクタイの種類スーツの合わせ方について(2/2)に続きます

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