TAILOR INTERVIEW

お客様のイメージと自分のイメージがぴったり合致した時は、何ものにも代え難い喜びがあります

テーラー : 佐々木 信也(ササキ シンヤ)

こだわりや得意のフィッティング

クラシックの中にも、少しだけ遊びを取り入れたスタイリングを得意としています。
また「何を着るか」ではなく、「どう着るか」を常に意識し、全体的な雰囲気を大切にしています。


個人的にはクラシックスタイルと南イタリアの少し抜いたファッションが好きです。スーツに合わせる靴や小物などの細部にも、こだわっています。スーツだけではなく、全体のバランスについてのご相談もお気軽にお申し付けください。

テーラーを目指したきっかけ

元々、縁があってスーツの業界で働かせて頂いておりました。オーダーに携わるようになり、勉強のために書籍を読み漁るようになりました。そして次第に、スーツの世界にのめり込んでいきました。


スーツには、来歴やルールなど、一定の決められた基準はあっても、正しい答えがないと考えています。むしろ場合によって、「無限に正しい答えがある」とも言えます。販売歴は25年以上経過していますが、やればやるほど新しい発見があります。テーラーとして、まだまだ先は長いと感じています。

オーダースーツの面白さ・魅力

オーダースーツには、やはり「お客様とゼロから作りあげていく」という楽しさがあります。
スーツのディティールや組み合わせには一つ一つ意味があります。そして、その組み合わせの意味を理解するたびに、面白さを感じます。


そういった意味をお客様にご説明したり、ご提案したりすることにオーダースーツの面白さがあります。ご提案によって、お客様のイメージと自分自身のイメージがぴったり合致した時は、何ものにも代え難い喜びがあります。そういった部分がオーダースーツの面白さと魅力ではないでしょうか。

お客様を接客する時に心掛けていること

お客様の前では、常に正直であることを心掛けています。具体的には、お客様のご要望を尊重しつつも、正しいものをご提供するということです。


お客様とコミュニケーションを取る際には、言動や行動に気を配り、物腰を柔らかくするよう努めています。一方で、良いものは良い、ダメなものはダメと正確に伝えるようにもしています。人それぞれの一番が違うと思いますので、その人に合った一番をご提供できるよう心掛けています。

休日の過ごし方

休日には、アイロン掛けや靴磨きなど洋服のケアを必ず行います。良いスーツや靴は、メンテナンスを行うことで、長く使えます。丁寧に長く使われたモノには、新品にはない深みや魅力が現れます。休日の洋服のケアも趣味の一つかもしれませんね。


また90年代のクラシックカーが好きなので、気に入った音楽を聴きながらドライブをして、リラックスした時間を楽しんでいます。そして、美味しいケーキとコーヒーがあれば、他には何もいりません。

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