STYLING GUIDE

毎日スーツを着る人は必見!オーダースーツは2着購入がお得?

img

監修:堀省次(KITTE丸の内店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.08.15 10:44:07

毎日着るスーツは複数持っている人がほとんどではないでしょうか。社会人になりたての頃は、安い既製服を数着買ってローテーションさせるケースも珍しくありません。どうせ複数購入するのであれば、オーダースーツを2着購入するのがおすすめです。既製服にはないオーダースーツの良さとは、どのような点にあるのでしょうか。必要なスーツの数やオーダースーツのメリットを解説するとともに、おすすめのオーダーメイド方法を紹介します。

毎日スーツを着る人に必要なスーツの着数とは

スーツ着用が義務付けられている会社では、季節を問わずほぼ毎日スーツを着る必要があります。たった1着のスーツを着用し続けるのは、いろいろと無理があるでしょう。夏以外の気温が低い時期でも、自分では意識せずに自然と汗をかいています。汗やホコリが付着したスーツはブラシをかけたり乾燥させたりなどのお手入れをしないと、生地がどんどん傷んでしまいます。動作の癖でスーツの決まった部分にシワがよれば、生地が擦り切れてしまうでしょう。同じスーツを毎日着用するのは、衛生面でも管理面でもよくありません。週休二日なら、最低でも3着はスーツを用意しておきたいところです。できれば5着程用意しておくと、余裕を持ってスーツのローテーションができます。


ウールは耐久性に優れた素材ではあるものの、水分を含んでいると摩擦に弱くなる性質があります。スーツに染み込んだ湿気を完全に乾かすには、2~3日程度陰干しして休ませるのが理想です。ジャケットの肘やパンツの腰回り、膝裏などシワになっている部分も、生地を休ませることで自然と伸びていきます。スーツの型崩れを防ぎ生地の傷みを遅らせるには、同じスーツを2日連続で着用しないことが重要です。2着オーダーすると、割引が効いてお得になるケースもあるので、少しずつスーツの数は増やしていくようにしましょう。

オーダースーツを購入するメリットはたくさんある

人によって敷居が高いと感じやすいオーダースーツには、さまざまなメリットがあります。なかでも大きなメリットのひとつは、自分の体型にあったサイズのスーツを作れる点です。既製服の失敗でよくあるのが、いまいちサイズ感の合わないスーツを着用してアンバランスな印象になってしまう点ではないでしょうか。スーツのサイズが合っているかどうかで、周囲の人に与える影響は大きく変わります。特に営業職では、ジャストサイズのスーツを着ているほうが信頼できそう、仕事ができそう、などと思われやすい傾向にあります。


サイズの合ったスーツは着心地が良く、動作がしやすいので生地に余計な負担がかかりません。腕の良いテーラーなら縫製もしっかりしているので、長持ちしやすくなります。スーツのデザインにはある程度ルールがあるので、私服に比べると個性を出しにくいものです。しかし、オーダースーツなら生地やボタンの種類など自分の好きな素材を選べるので、自分らしい一着に仕上がります。周囲にファッションに敏感な人がいるなら、ちょっとしたスーツの違いにもすぐ気づくでしょう。


また、オーダーしてみるとわかりますが、1回目の採寸時と体型が変わっていなければ、2回目以降は採寸なしでスーツをオーダーできます。手間のかかる印象があるオーダースーツも、一度注文すれば多くのメリットを実感できるでしょう。

1度に2着も購入するのは高い?

着る人の魅力を最大限引き出してくれるオーダースーツは、できれば2着いっぺんに購入するのがおすすめです。ただし、一般的にオーダースーツは価格が高くなりやすいので、1度に2着は購入できないと思う人もいるでしょう。特に、社会人になりたての人、転職したばかりでまだ給料が安定していない人などは、尻込みしてしまっても仕方ありません。実は、テーラーによっては既成品とほとんど変わらない価格でオーダースーツを作れます。既成品もオーダースーツも、価格はピンからキリまであります。既成品もハイブランドを選べば数十万円はしますし、オーダースーツも腕が良くリーズナブルなテーラーを選べば数万円から購入可能です。


オーダーメイドは、1着のみオーダーするよりもまとめて注文したほうが、割引が適用されてお得になる場合もあります。ネクタイやベルトなどの小物を合わせて購入すれば、さらにサービスを追加してくれるケースも存在します。スーツと小物のオーダーメイドは、簡単にトータルコーディネートが完成するのでおすすめです。初期費用は多少かかってしまう場合もありますが、長い目で見ればオーダーメイドのほうがお得ともいえます。

パターンオーダーとフルオーダーを組み合わせる方法も

どうしても初期費用の高さが気になる人は、スーツのオーダー方法を変えてみましょう。オーダーメイドには大まかにわけて2つの方法があります。1つはフルオーダーで、その人の体型に合わせて型紙から作っていきます。オーダーのなかでは一番手間と時間がかかるので、数十万~百万円以上と高額になりやすい反面、出来上がりは非常に高品質です。もう1つの方法は、パターンオーダーです。採寸したあとテーラーで用意しているサンプル服(ゲージ)を着用して、細かくサイズを調整していきます。テーラーで持っている型紙を使うので、数万円程度で購入可能です。既成品でも数万円はかかりますので、購入するならジャストサイズで作れるパターンオーダーのほうがメリットは大きいといえます。


おすすめは、夏用スーツをパターンオーダーに、秋冬用をフルオーダーにする方法です。高温多湿の日本の夏は、外にいるだけでも大量の汗をかきます。汗でスーツが傷みやすいので、買い替えのしやすいパターンオーダーでリーズナブルに作りましょう。逆に、日本の冬は空気が乾燥しているうえ低温です。汗をかきにくく、かいたとしても除湿しやすいメリットがあります。スーツの管理がしやすい秋冬用スーツはフルオーダーがおすすめです。

毎日スーツを着る人は着数を揃えておこう!

さまざまな観点から、毎日着用するスーツは複数用意しておくのがベストです。高品質なスーツは仕事の信頼度にも影響を与えるので、2着はオーダースーツを作っておきたいところです。オーダースーツブランドのDIFFERENCEは、リーズナブルな価格で高品質のオーダースーツを作れます。プロによるていねいな採寸、用意しているアイテムの種類の豊富さなど、こだわりのある一着を作るにはうってつけです。ぜひ、自分だけのオーダースーツを作ってみましょう。


◆◆「お客様の声はこちら」 ◆◆
◆◆「よくある質問はこちら」 ◆◆
◆◆「ショップ一覧はこちら」 ◆◆