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どこが違うの?オーダースーツと既製品スーツを徹底比較!

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監修:杉原一臣(新宿南口店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.08.06 17:53:34

スーツには大きく分けて、既成品とオーダーメイドという2つのタイプがあります。既成品(既製スーツ)はすでに完成した状態で店頭に並べられているスーツ、オーダーメイドのスーツ(オーダースーツ)は顧客の注文を受けてから製作を始めるスーツです。それぞれ生産方法が全く異なることから、値段をはじめさまざまな違いがあるうえに、オーダースーツの中でも仕立て方法によって、違いがあります。このコラムでは、オーダースーツと既成スーツの違い、さらにオーダースーツの種類などについて解説します。

オーダースーツとは















































 





型紙作成





全身採寸





全体のフィット感





胸囲&肩調整





袖丈・ウエスト&パンツ着丈直し





フルオーダー

























イージーオーダー





×





















パターンオーダー





×





×

















既製品





×





×





×





×







 


オーダースーツとは、サイズやデザイン、シルエットなどを依頼主が個別にオーダーできるオリジナルスーツのことをいいます。顧客の注文を受けてから制作を始めるので、依頼主のサイズにフィットした一着を作り上げることができるので満足感も高いといえます。


オーダー方法にはフルオーダー、イージーオーダー、パターンオーダーがあり、オリジナルで製作できる範囲が異なります。大きな違いはフルオーダーではその人だけの型紙を起こして製作することです。時間と金額がかかりますが、ビジネスマンの憧れとされているほどです。イージーオーダーやパターンオーダーは調整できる範囲が限られますが、スーツを自分の好みにカスタマイズができます。生地はもちろん、裏地やボタンなど細部にわたって自身のこだわりをデザインに反映させることができるので、満足いく自分だけの一着を手に入れることができるのです。

既製品スーツのメリット

既製スーツとは、メーカーが生地やサイズなど一定の規格で大量生産したスーツのことをいいます。普通に店頭で販売しているスーツで、吊しのスーツといわれるのがこのタイプ。そのメリットを見ていきましょう。


 


「手軽に購入できる」


既成スーツの最大メリットは、やはり手軽さです。完成した状態で販売しているため、オーダースーツのように仕上がりまで時間が掛からず、店に行けば必要なときにすぐに購入できます。着丈などを調整するだけですぐに着用できるのが優れた点でしょう。


 


「比較的安価で購入できる」


もう1つのメリットは価格の安さです。既製スーツは標準体型に合わせてサイズを限定し、工場で大量生産することで、一着あたりの原価を安く抑えています。日頃からスーツの着用機会が多い人にとって、スーツは消耗品。特に標準体型に近く、まだ高価なスーツを複数購入する余裕があまりない人にとって、安価で入手できる既製スーツの利用価値は高いといえるでしょう。

既製品スーツのデメリット

普段当たり前のように選んでいる既製品のスーツですが、よく考えれば意外とデメリットがあるもの。ここではそのデメリットについて考えてみましょう。


 


「サイズやデザインに制約がある」


大きなデメリットとして挙げられるのが、選べるサイズやデザインに制約があることです。特にサイズ選びでは誰もが苦労した経験があるはず。というのも、既製のスーツは平均的な体型を基準に型紙が作られ、あらかじめ決められたデザイン・生地で大量生産されているので、選べるサイズやデザイン、生地の色柄などには制限があるのです。特に標準体型から外れている人は、自分の体型に合ったスーツを探すのが難しくなり、本当に満足のいく一着を選ぶのは困難になります。また、スーツのデザインや生地にこだわりがある人も、既製スーツに物足りなさを感じるかもしれません。


 


「品質面」


更に品質面にもデメリットを感じることがあります。既製品のスーツはコスト重視で作られることが多く、オーダーメイドに比べて生地や縫製のクオリティを落としているケースも見られます。ブランドやメーカーにもよりますが、価格に反映してしまうことも否めません。そのため、製品によっては耐久性に欠け、すぐに着られなくなってしまう場合もあるのです。

既製品とは異なるオーダースーツの魅力とは

オーダースーツというと、既製スーツよりも高価で手が出しづらいというイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、オーダースーツには既製品のスーツにはないメリットが数多くあるのです。ここではそのメリットを確かめてみましょう。


 


「自分の体型に合ったスーツを作れる」


オーダースーツの最大のメリットといえば、自分の体型にぴったりとフィットしたスーツを作れることです。オーダースーツでは着丈や袖丈だけでなく、オーダー方法によっては様々な箇所でサイズ調整が可能になります。きちんと採寸することで、既製品よりも自分の体に合った一着が手に入るのです。特に一から型紙を起こせるフルオーダー方法を選べば、標準体型からとても外れたアスリートのような人でもきれいに着こなせるスーツを作ることができます。


 


「自分の好きな生地やデザインを選べる」


こだわり派の人がオーダースーツで注目するのは、好きな生地やデザインを選んで作れるところです。オーダースーツの場合、デザインはもちろん季節によって異なる生地、ボタンの種類やポケットの形、裏地の色に至るまでさまざまな部分に自分の好みを反映できます。これにより、自分だけのオリジナルのスーツが作れるという満足感が得られるのです。


 


「2着目からは簡単にオーダー可能」


更なるメリットは、一度作ってしまえばあとは簡単にオーダーできることです。オーダースーツの敷居が高いと感じられる理由のひとつに、採寸が挙げられますが、採寸はスーツを作るたびに必要になるものではありません。同じ店でスーツを作る場合、体のサイズが変わらなければ、次回以降の採寸は不要になり、生地を変えるだけなど比較的簡単に作ることができるのです。

オーダースーツの種類

オーダースーツには3つのオーダー方法が存在します。どの方法を選ぶかによって、できることや価格が大きく変わってきますので、自分の目的や予算に合わせて使い分けるようにしましょう。

「フルオーダー」


オーダー方法のなかでも最も高価で、究極の一着を作れるのがフルオーダーです。オリジナルの型紙を起こす工程から始まるため、完全にオリジナルの一着が作れます。採寸、裁断、縫製など手作業でおこなう工程が多く、手がける職人には高い技術力が要求されます。手間もコストもかかるため、完成までに時間がかかり高価なことが弱点ですが、こだわりの1着を作りたい人向けのオーダー方法といえるでしょう。


 


「パターンオーダー」


オーダースーツのなかでも、パターンオーダーはほとんど既製品を選ぶ感覚で気軽に作れます。用意されたサンプルの中から自分の体に近いものを選び、ウエスト、胸囲、袖丈、着丈などの細かい部分を調整して仕上げるオーダー方法です。あらかじめ決められた型紙を使い、工場で大量生産に乗せることができるので、価格が安く、仕上がりも早いのが特徴です。既成品と同じ標準体型に合わせて作った型紙を使うため、標準体型に近く、よりフィット感のある既製スーツを求めている人に向いています。


 


「イージーオーダー」


フルオーダーとパターンオーダーの中間に当たるのが、イージーオーダーです。イージーオーダーでは、あらかじめ決められた何種類かの型紙から、体型に合わせてCADシステムや手書きで型紙を修正しスーツを仕立てることができます。パターンオーダーではできない肩の微妙なシルエット調整なども可能なうえ、比較的手ごろな価格で仕上げられるのがメリットです。

オーダースーツをもっと身近に!

ビジネススタイルが変化している今、スーツのあり方も変化してきています。個を主張するためのスーツのあり方としては、自分の体型に合わせて作れるうえに、デザインや生地を選べるオーダースーツはまさにこれからの時代のスーツといってもいいでしょう。


価格が高いというイメージを持つかもしれませんが、縫製工場で作るパターンオーダーやイージーオーダーなら手の届く価格でオーダーメイドが楽しめます。自分の体にフィットしたスーツは着心地もよく、見た目の印象も自然と変化していくものです。まずは身近なパターンオーダーやイージーオーダーを利用して、オーダーメイドのよさを味わってみてはいかがでしょうか。

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