スーツを着用する頻度が多いメンズにとって、シャツ選びは重要なポイントです。普段はスーツの下に隠れているシャツですが、首元がだぼだぼすぎたりジャケットの袖口からシャツが見えていなかったりすると、だらしなく見えてしまうこともあります。「自分の体型や好みに合った1着がなかなか見つからない」という人は、シャツをオーダーしてみるのも良いでしょう。今回はメンズのシャツをオーダーするときの購入の流れや、オーダーシャツの特徴についてご紹介します。

オーダーシャツとはどんなシャツ？

オーダーシャツの特徴として挙げられるのが、「サイズやデザインなどを細かくカスタマイズできる」点です。一般的に、既製品のシャツは日本人男性の平均的なサイズに合わせて型紙が作られています。実際には、既製品のシャツの型紙が体に合う人は少ないことも事実です。オーダーシャツの場合は、体の各パーツを細かく採寸してから仕立てをします。体型に合う型紙を選んだり、型紙を一から作成したりできるために体にフィットする1着に仕上がりやすいのです。また、サイズだけではなくデザインや生地の色柄なども自分の好みに合わせて選択できます。

自分のニーズにぴったり合ったシャツを作成できるため、着用頻度もアップしやすいです。生地がしっかりしており、縫製も丁寧であるため長期間にわたって着用できます。

シャツをオーダーするメリットが多い一方で、「既製品のシャツよりも高い」という面もあります。ただし、シャツ本体の値段は高くても長く着用できたり着用する頻度が多くなりやすい傾向があったりするためにコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。

メンズオーダーシャツを購入するメリットとは？

メンズシャツを購入するメリットは大きく分けて3つあります。まず、「自分の体型にぴったり合うシャツが作成できる点」です。シャツの着心地は、動きやすさに直結する要素でもあります。シャツのサイズがタイトすぎると苦しくなり、ストレスを感じる場合もあるでしょう。一方で、シャツがだぼだぼすぎるのも良くありません。大きすぎるシャツを着用していると、他人からはだらしなく見えてしまいます。オーダーシャツの場合は、自分の体型にぴったり合った仕上がりになるため、窮屈に感じたり見栄えが悪くなったりすることも少ないです。

オーダーシャツの場合、自分の体に合ったサイズでシャツを作りながらも、好みに合わせてシルエットに工夫を加えることもできます。好みのデザインを選べるため、飽きがこずに長く着用できるのです。

選べるオーダーシャツの種類

オーダーにもさまざまな方法があります。まず、体型に合った型紙を一から作成できるのが「フルオーダー」です。採寸したサイズを元に、オリジナルの型紙を作成します。フルオーダーの場合、糸やボタンなどの細かなディテールにこだわりが持てるため、「自分にとって最高の1着を作りたい」という人におすすめです。なお、DIFFERENCEにフルオーダーのシャツはありません。

初めてシャツをオーダーする人や、リーズナブルにオーダーシャツを作りたいという人はパターンオーダーがおすすめです。パターンオーダーとは、既製の型紙の中からその人の体型に合うものを選びサイズ調整を行う方法を指します。リーズナブルに自分の体形に合ったシャツを作りやすく、手軽に挑戦できるオーダー方法です。

なかなか自分の体形に合うシャツが見つからないという人は、イージーオーダーを試してみるのも良いでしょう。イージーオーダーは、用意されている型紙の中から体型に近いものを選びサイズ調整を行います。選べる生地やデザインなども豊富にあるため、自分の好みに合った1着を作りやすいです。

価格による違いはある？

オーダーシャツの価格の相場は、5000円から1万円程度といわれています。5000円以下で仕立てができるオーダーシャツの場合、海外で縫製されるものが多いです。そのため、仕上がりまでに時間がかかるケースもあるでしょう。5000円程度のオーダーシャツを選ぶ場合、国内で生産されるケースが多いです。パターンオーダーによって仕立てるシャツは、この程度の価格帯が一般的といわれています。

イージーオーダーによってシャツを仕立てると6000円～8000円程度がかかります。6000円程度のシャツを選ぶと、サイズや着心地は良いものの選べるデザインが少ないケースもあります。8000円程度のシャツの場合、選べるデザインやカスタマイズの種類も多いです。着心地だけではなく、デザインにもこだわりたいという人は8000円程度のオーダーシャツを選ぶのが良いでしょう。

高級な生地を使った1着が欲しいという人は、1万円以上のオーダーシャツを選ぶことがおすすめです。繊細かつ上質な生地で、美しいシャツを手に入れやすいでしょう。

オーダーシャツの購入の流れ

オーダーシャツを購入する前には、まずスタッフがカウンセリングを行います。「どのようなシャツが欲しいのか」、「どのようなシーンで着用するのか」、「予算はどれくらいなのか」などを伝えておくと安心です。

カウンセリングで得た情報を元に、生地やデザインを決めていきます。このときに、生地の見本やシャツの型紙サンプルなどを確認しておくと良いです。イメージだけで生地やデザインを決定してしまうと、仕上がりが思い通りにならず満足できないケースもあります。なお、生地のサンプルの色を確認するときは、さまざまな光に当てて色を確認すると良いでしょう。

次に、採寸をしサイズを決定していきます。首周りや裄丈、肩幅、胸、胴、着丈、カフス周りなど体のパーツを細かく採寸します。なお、お気に入りのシャツがありそのサイズ感を再現したい場合はショップに持ち込むのも良いです。シャツの採寸を行い、シルエットもお気に入りのシャツに似せて作ることもできます。

オーダーシャツを作る場合は、シャツを受け取るよりも先に会計を行うケースがほとんどです。会計時に困ってしまわないように、カスタマイズにかかる金額などをあらかじめ確認しておきましょう。シャツを製作し、完成したら受け取ります。受け取りの際はお店で必ず試着をしましょう。仕上がりや着心地に不満がある場合は、サイズの微調整を行います。

自分好みのメンズオーダーシャツを購入しよう！

一口にオーダーシャツといっても、その価格帯はさまざまです。価格帯によってオーダーシャツの質や仕上がりにも差が生まれるため注意しましょう。自分に合う1着を作るためにはどのくらいの予算が適正なのか、あらかじめイメージしておくことも大切です。

 

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