STYLING GUIDE

オーダーシャツはコスパがいい?メリットや既製品との違いは?

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監修:佐々木信也(青山店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.08.04 13:51:14

「お気に入りのシャツを毎日着用したい!」と考える人は多いです。しかし、既製品のシャツの中から、自分の体に合うものを探し出すことは意外に難しいことも事実。そこでおすすめなのがオーダーシャツです。今回は、シャツをオーダーするメリットやコスパについてご紹介しましょう。

そもそもオーダーシャツって何?

オーダーシャツとは、サイズやデザインなどを細かく指定でき自分好みの1着を作成できる点が最大の特徴です。オーダーといっても、その種類は「フルオーダー」、「パターンオーダー」、「イージーオーダー」に分かれます。


フルオーダーとは、一からオリジナルの型紙を作りデザインも細部までこだわりが持てるオーダーのことです。自分の体に合う型紙がなかなかないという人や、人と被らないデザインのシャツが欲しいという人のニーズに答えます。なお、DIFFERENCEにフルオーダーのシャツの取り扱いはありません。


型紙を元にサイズの微調整を行う方法として「パターンオーダー」が挙げられます。既製品のシャツの着心地に満足できないという人は、パターンオーダーを選ぶと良いでしょう。パターンオーダーによって作るオーダーシャツは、比較的値段がリーズナブルな傾向にあります。シャツをオーダーした経験がない人でも、気軽に挑戦しやすいオーダー方法といえます。


「シャツのオーダーは初めてだが着心地などの仕上がりにはしっかりこだわりたい」という人は「イージーオーダー」を選ぶと良いです。型紙を元にサイズを微調整でき、生地やデザインなどにこだわりを持てます。

オーダーシャツを購入するメリット

オーダーシャツを購入するメリットとして挙げられるのが「自分の体にぴったり合うこと」と「こだわりのあるデザインにでき長く着用できること」です。


オーダーシャツを作るときには、細かく体のパーツを採寸します。採寸したデータを元に、シャツのシルエットや型紙などを選んだり一から型紙を作ったりするため、体にフィットしやすいです。既製品のスーツでは実感できない着心地を体現できます。


「シャツをこだわりのあるデザインにでき長く着用できること」もオーダーシャツを着用するメリットです。まず、シャツのデザインやサイズ感が自分の好みに合うものであった場合、着用する頻度も変わります。また、サイズや着心地にこだわりが持てるため、生地にシワやヨレができにくくなり長持ちしやすいです。

既製品とは何が違う?

既製品のシャツの型紙にもさまざまな種類がありますが、一般的な日本人男性の体型に合わせて作っているというケースがほとんどです。しかし、この型紙に「体の各パーツのサイズがぴったり!」という人が多いかというとそうではありません。既製品のシャツが自分の体型に合う人はそう多くないのです。サイズが合っていないシャツを着用してしまうと、人から見たときの印象も良くありません。既製品のシャツを購入する場合、お店によっては肩回りや胸周りにゆとりを持たせるお直しができる場合もあります。しかし、それでも自分の体型にぴったり合うシャツができるとは言い難いです。


オーダーシャツの場合は、体を採寸してシャツを作るため自分の体型に近い型紙を選ぶことができます。(なお、フルオーダーの場合は型紙を一から作ります。)自分の体型に合った型紙を選んだ上で、サイズを丁寧に調整するため着心地も良いです。人から見たときの見栄えも良く、お気に入りの1着として着用しやすいでしょう。

オーダーシャツはコスパがいいの?

オーダーシャツのコスパを考える前に、一般的なシャツの相場をご紹介します。まず、既製品のシャツを購入するときに必要な値段の相場は3000円程度から1万円程度です。さらにリーズナブルなシャツを購入しようとすると、1000円程度で購入ができる場合もあります。


一方、オーダーシャツを仕立てるために必要な費用の相場は5000円から7000円程度です。費用の相場だけを見ると、既製品のシャツよりもオーダーシャツの方が高めの値段設定であると考えられます。


しかし、着用できる期間や着用頻度について考慮するとオーダーシャツのコストパフォーマンスは優れているといえるでしょう。オーダーシャツを購入すると、生地が破けてしまったり少し体型が変わることでシャツが着用しにくくなったりした場合でもお店がお直しをしてくれるケースが多いです。また、生地や縫製がしっかりしているため、着用頻度が多くても生地が傷みにくいといえます。お気に入りのシャツを長く着用したいという人に、オーダーシャツはおすすめです。

オーダーシャツのコスパを上げる方法

オーダーシャツのコスパを上げるためには「細かなディテールにも徹底的にこだわる」、「追加料金がかからないかチェックをする」、「着用シーンに合わせた生地を選ぶ」、「飽きにくいデザインにする」などのポイントを押さえる必要があります。


コストパフォーマンスをアップさせるためには、着用頻度をアップさせることがポイントです。オーダーシャツを作ったものの、デザインや着心地が気に入らないと着用頻度が下がってしまいます。オーダーシャツのディテールにこだわることで、着用頻度がアップし着用する期間が長くなります。


ここで注意したいのが「カスタマイズによって追加料金はかかるケースがある」という点です。何も知らずにカスタマイズをすると、予算を大幅にオーバーしてしまうケースもあるため注意しましょう。


オーダーシャツのコスパを上げるためには、着用シーンをイメージしてオーダーをすることも大切です。着用シーンをイメージできていないと、TPOに合わせたシャツの着こなしもできません。他人から見た印象も悪くなってしまいやすいため、シャツの着用頻度も低下してしまいます。着用シーンがイメージできていても、どのようなシャツを選べば良いのか分からない場合は、あらかじめスタッフに何用のシャツであるのか伝えておくと安心です。

コスパの高いオーダーシャツを購入しよう!

オーダーシャツと既製品のシャツの特徴について知らないと、「オーダーシャツは高い」と感じてしまう場合もあります。しかし「自分の好みに合わせた1着を形にできる」、「細かいパーツも採寸することで抜群の着心地を実現できる」点などから既製品よりも質が良いシャツを手に入れやすいといえるでしょう。また、縫製がしっかりしておりアフターフォローも万全であるため長く着用できることもオーダーシャツのメリットです。お気に入りの1着をオーダーするためにも、オーダーのポイントについて知っておくと安心です。


 


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