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格安のオーダーシャツって本当にいいの?特徴とコスパから魅力を探る

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監修:石川佳宏(青山店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.08.04 13:42:33


毎日スーツを着用する人にとって、シャツは欠かすことのできないファッションアイテム。しかし、既製品のシャツは何となく着心地が悪いという声も多く聞かれます。そこで、今着ているシャツに満足ができない!という人におすすめしたいのが「オーダーシャツ」。ここでは、オーダーシャツの特徴とコスパフォーマンスの良さについてご紹介したいと思います。

オーダーシャツの特徴!既製品とはどこが違う?

オーダーシャツと既製品の一番の違いは何といっても「サイズ」です。採寸したデータを基に製作するオーダーシャツなら、既製品ではサイズが合わないという人も体にフィットし、着心地の良さを実感できます。もう一つが「デザインの自由さ」。生地を選ぶことができるのは勿論のこと、多種から選べる衿型やカフス型など好みのデザインを組み合わせることで、納得いく自分だけの一着を手に入れることができるのです。


「自分の体にピッタリのシャツが作れる」


一般的に、既製品のシャツは日本人男性の平均的なサイズをベースに作られているケースが多く、体にぴったり合うケースが少ないという事実があります。バストやウエスト、肩周りなどにお直しを加えることができる場合もありますが、一箇所のサイズを微調整するだけでシャツを体にフィットさせることは難しいもの。しかし、採寸をしたうえで製作するオーダーシャツであれば、自分にぴったり合う一着を作りだせるので、サイズ選びに苦労することはないのです。


「生地やデザインにこだわることができる」


自分仕様にできるのはサイズだけではありません。 「デザインの自由さ」 もオーダーシャツの特徴の一つ。店舗によっても異なりますが、衿腰の高さや、ポイントの長さ、カフス幅の長さなど、デザインの大きさや高さなどを変えることができ、ボタンやボタン糸、ワイシャツのスタイルやネーム刺繍の糸や刺繍場所までも自身で選択することもできるのです。もちろん使用する生地を選ぶこともでき、まさに自分だけのオリジナリティ溢れる一着を作ることができるのです。

シャツのオーダー方法の種類


オーダーシャツには「フルオーダー」、「イージーオーダー」、「パターンオーダー」の三つの種類があります。それぞれ工程や価格が異なるので、ここではその違いや特徴を学んでいきましょう。


「フルオーダー」



シャツを製作するための自由度が高い「フルオーダー」。体を細かく採寸しオリジナルの型紙を作成することが特徴です。基本的に「型紙づくり」も、裁断・縫製も手作業で、カスタマイズできるパーツも多いために、自分の好みに合った世界に一着だけのワイシャツを作ることができます。フルオーダーの場合、完成するまでに2週間から2か月程度の期間が必要。シャツを着用するイベントなどが決まっている場合は、早めに依頼をしておくことをおすすめします。また、当然価格も2万円以上と高額になりがち。「体によりフィットするシャツを作りたい」という人や、「個性的なデザインの一着を作りたい」という人にはおすすめです。なお、DIFFERENCEにフルオーダーの取り扱いはありません。


「イージーオーダー」


「既製品のシャツは少し着心地が悪い」と感じる人におすすめしたいのが「イージーオーダー」。メーカーにある既製のデザインの型紙から、採寸をした人の体型にフィットする一枚を選び、襟丈や首回りのサイズなど細かく調整して仕上げる方法です。補正は工場で対応可能な範囲内に限られ、フルオーダーとは異なり、裁断・縫製は機械で行われます。選べる生地やデザインの幅は広く、自分好みのシャツをオーダーしやすいのもポイントです。


「パターンオーダー」


「メンズシャツのオーダーに初めて挑戦する」という人におすすめしたいのが「パターンオーダー」。既製品に使用する型紙を元に制作する方法で、体型補正までは行わず、すでにある「ゲージ服」を試着し、袖丈や着丈の長さのみ好みに合わせて調整を行います。3つあるオーダー方法の中で、費用がリーズナブルというのが大きなポイント。オーダーシャツの着心地を一度試してみたい人におすすめです。

シャツを作る際に重要な採寸について


既製品のスーツやシャツを購入するときに基準とされるのが、肩幅と腕の長さ、首回り、そして胸囲のサイズ。これらを採寸しサイズを決めますが、オーダーの場合はさらに細かく採寸することで、その人の体型の特徴を踏まえて製作します。着用者にフィットし、着心地の良い一着をつくりあげるために、「採寸」は欠かすことができない大切なステップなのです。


「採寸するパーツ」


スーツよりフィット感を求められるシャツにおいて、採寸はとても重要な工程。首周りや肩巾、裄丈、袖周り、バスト、ウエスト、ヒップ、着丈、カフス周りなど体のサイズを細かく採寸することで、着用者の体型の特徴を把握します。まず、首回りを測るときは襟が当たる部分の実寸を測ります。首周りのサイズがきついと、窮屈に感じやすく着心地が悪くなるため、シャツを作るときには実寸に2~4cm程度をプラスすることが一般的です。次に測るのは肩巾と裄丈。肩巾は、肩の左右にある骨から骨にメジャーを引き、裄丈は首の後ろ側の中心から手首周辺までを測ります。ジャケットから1~2cm程度シャツを見せることが正しい着こなしといわれているため、袖丈は手首から5cm程度長めに取ることが一般的とされています。さらに袖周り、バスト、ウエストとそれぞれのパーツを測り、着丈は首の後ろの中心部分からお尻の下までを測ります。シャツの着丈が短すぎると、パンツからシャツがはみ出しやすくなってしまうので要注意です。


「採寸方法の種類」


採寸方法には二つの種類があります。
● ヌード採寸
● シャツ採寸


ヌード採寸
体に直接メジャーを当てて実寸を測る方法が「ヌード採寸」。しかし、測ったサイズがそのままシャツのサイズになるわけではありません。実寸通りで製作すると、着心地の良いシャツにはなりません。仕立てるときには、実寸に何cmかをプラスしゆとりを持たせます。このとき、何cmのゆとりを与えるかによって、シルエットが変わってきます。タイトにしたい場合は、着心地に影響がない程度にゆとりをカットし、ワイドにしたい場合ゆとりを大きくとるのです。


シャツ採寸
「シャツ採寸」は所有しているシャツを持ち込み採寸する方法。お気に入りの一着がある場合にこの採寸方法を行うと、同じようなサイズ感を再現しやすくなるので、直接お店に持ち込むのがおすすめです。しかし、指定したデザインと持ち込みのデザインが全く同じものである可能性も低いので、テーラーによく相談するようにしましょう。

オーダーシャツはコスパが良いと言われる理由

既製品のシャツよりも、価格が高い場合が多い「オーダーシャツ」。既製品のシャツよりも高い、コスパが悪そうと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、店でのオーダー方法、またネットでのオーダーが普及していることにより、最近では、5000円~6000円程度で製作できる店が増えてきたようです。ブランド品ともなれば 「万」 を超えるシャツがゴロゴロあります。しかし、サイズ感もよく、体にフィットして、自分好みの生地やデザインも選べるオーダーシャツが手頃価格ともなれば試してみない手はないですよね。
既製品よりもコストパフォーマンスが良く、最大のポイントは「既製品よりも長持ちしやすい」という点。自分の体型に合わせているので、一箇所に極端な負担がかかることがない=生地に負担もかからないため、既製品より長持ちすると言われています。また、心理的に大切に扱うようになるという人も多いようです。これらの理由から結果的に既成品よりもお得になるのです。

さらにコストパフォーマンスを良くするためのポイント


自分の好みを反映させることができる“オーダー”だから、できることは数知れず。しかし、自身のファンタジーを一着に詰め込みすぎると、カスタマイズによる追加料金で高額な一着になってしまったり、個性的すぎて日の目を見る機会に恵まれず結果的にコスパが悪くなるなんてことも……。ここでは、コストパフォーマンスという視点からオーダーする際のポイントをご紹介します。


「着用シーンをイメージして依頼をする」


シーンを意識せずに自分好みのデザインのシャツを作ってしまうと、ビジネスの場面に於いて着用できない場合が多々あります。例えば、ピンク色でペイズリーの柄が入ったシャツ……派手なペイズリー柄などはビジネスシーンに相応しくないケースもあり、場所が限られてしまうため、せっかくオーダーしたシャツを着用する機会が少なくなってしまいます。オーダーシャツのコストパフォーマンスを良くするためには、「着用シーンをイメージして依頼をする」ことが大切です。


「デザインや生地、サイズ感にこだわる」


デザインが気に入らないと、そのシャツを着用する頻度は自然と減ってしまいます。しかし、比較的自由にデザインを選びやすい「オーダーシャツ」は自分好みに作られているので、着用頻度も多くなります。ここで注意したいのが、デザインをカスタマイズするときに追加料金がかかるかどうかです。カスタマイズの内容によって、別途料金がかかる場合もあり、重ねて行うと予算を大幅にオーバーしてしまいコストパフォーマンスは下がってしまいます。


またデザインのみならず、選ぶ生地によって着心地が変わることも大きなポイント。例えば、オックスフォードやサッカーなど、厚みがある生地を選んだ場合、シャツがタイトに感じることもあります。厚みがある生地や、伸縮性に乏しい生地を選ぶ場合は大きめにゆとりを取っておくと安心。勿論、生地の特性を全て把握しておくことが難しいため、生地を決定するときにはスタッフに質問することをおすすめします。
また、オーダーシャツに使う生地はしっかりしておりヨレにくい上に、サイズも体に合っているので、体と生地がこすれにくく摩擦ダメージも少なくなります。仮に、生地が少し破れてしまったり体型が変わったりしてしまった場合はテーラーに相談を。店舗によっては追加料金を払えば、シャツのメンテナンス、汚れやすい襟や袖の交換、修理も行ってくれます。リーズナブルな既製品のシャツを購入した場合、生地の質や縫製の粗さなどからすぐに破れてしまうケースも少なくありません。しかし、オーダーシャツではアフターフォローも充実しており、シャツが長持ちしやすいのです。自分が納得する一着を作り出せ、長期的に着用できるオーダーシャツはコストパフォーマンスが良いといえるのです。

まとめ

サイズ感が合っていないとだらしない印象になり、見た目が極端に悪くなるビジネススタイル。現代では見た目の印象で仕事のセンスの有無が判断されてしまうほど、外見も重要視されているのです。だからこそ、ビジネスマンには外見に対する意識をしっかりと持ってほしいもの。常に既製品のシャツではなく、気持ちを引き締めるためにも、あなたを素敵に見せてコスパも良い「オーダーシャツ」を是非一度試してみてはいかがでしょうか?

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