就活で好印象を与えるネクタイの色や柄は?選び方のポイントや結び方を解説
ネクタイは様々な種類があり、色や柄によって相手からの印象が大きく変わる重要なアイテムです。
特に就活となると、面接での第一印象が重要になりますから、どんな色や柄を選べばいいのか迷っている方も多いと思います。
そこで今回は、就活・リクルートスーツにおすすめのネクタイをご紹介します。
好印象を与える色や柄から避けるべきNGな色柄、ネクタイの結び方まで解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
就活におすすめのネクタイの色や柄と与える印象
就活・リクルートスーツにおすすめのネクタイの色や柄をご紹介します。
また、就活中に汚れてしまう可能性や、業種によって変えられるように、ネクタイは1本だけではなく2本以上用意しておくのがおすすめです。
面接で好印象を与える色は赤・青・黄色・グレー
就活でおすすめのネクタイの色は「赤系・青系・黄色系・グレー」の4色です。
色の系統によって印象が変わりますので、それぞれ相手に与える印象も解説します。
赤系のネクタイ
赤系のネクタイは「情熱的・積極的」など前向きでやる気のある印象を与えてくれる色で、営業職などの面接に適しています。
ただし、赤でも明るすぎると派手になってしまうので、落ち着きのあるエンジを選ぶといいですね。
青・ネイビー系のネクタイ
青やネイビーなどの寒色系のネクタイは「真面目・知的・聡明」などスマートで爽やかな印象を与えてくれる色です。
就活でも定番で、どんな業界の面接にも対応できる万能なカラーになります。
青系と言っても様々な色がありますが、爽やかでフレッシュな印象なら水色、落ち着いた清潔感のある印象ならダークネイビーがおすすめです。
黄色系のネクタイ
黄色系のネクタイは「ポジティブ・社交的」など元気で明るい印象を与えてくれる色で、グループ面接など協調性をアピールしたい場面におすすめです。
黄色系のネクタイは明るい印象を与える一方で、業種によってカジュアルに見られてしまう場合がありますので、堅い業種の面接では避けた方がよいでしょう。
グレーのネクタイ
グレーのネクタイは「上品・落ち着き」などクールで大人な印象を与えてくれる色なので、金融業や公務員など堅い業界の面接におすすめです。
グレーは落ち着きのある色ですが、やや印象に残りにくい色でもあるので、グレーの場合は無地ではなく柄物を選ぶといいですね。
柄は無地・ストライプ・ドット・チェック柄がおすすめ
就活のネクタイでおすすめの柄は「無地・レジメンタルストライプ・ドット」の3つです。
ネクタイは色と同じく柄選びも重要になりますので、面接を受ける業種や見られたい印象で選んでみてくださいね。
無地のネクタイ
無地のネクタイは就活でも定番で、柄に悩まなくていい点も人気の理由です。
ただし、柄がない分、色や素材感が強調されるので、注意しましょう。
色はブルーやネイビー、エンジなど落ち着いたもの、素材はシルクなど上品で光沢があるものがいいですね。
レジメンタルストライプ
ストライプと言ってもいくつか種類がありますが、就活では「レジメンタルストライプ」がおすすめです。
レジメンタルストライプは右上に向かって線が入ったストライプ柄のことで、知的でスマートな印象になります。
ストライプは幅が広いほどカジュアルな印象になってしまうので、就活では幅が狭いものを選びましょう。
また、レジメンタル(Regimental)は英語で「連隊の」「連隊に属している」という意味があり、欧米などではビジネスシーンでレジメンタルストライプのネクタイを避ける風潮があるため、外資系企業での面接では避けた方がいいでしょう。
ドット
ドット柄は落ち着いていて上品な印象に見せてくれる柄です。
ドットは柄が大きいほどカジュアルになるので、就活では小さめの柄である「ピンドット」を選ぶといいでしょう。
就活リクルートスーツに合わせるのはNG!避けるべきネクタイの色と柄
続いて、就活では避けた方がよいネクタイの色柄について解説します。
ピンクや紫など派手な色やカラフルな配色はNG
就活では派手な色やたくさんの色が配色されたカラフルなネクタイは避けるのが無難です。
面接で「相手に印象付けたい」と思う方も多いと思いますが、派手な色は就活では逆効果になる可能性が高いです。
ピンクは明るくて親しみやすいイメージもある色ですが、就活やビジネスシーンでは避けられる傾向にあります。
また、紫は「個性的・ミステリアス」など、どんな人物なのか掴みにくいイメージがあるため、就活には不向きです。
冠婚葬祭用の白・黒などはNG
白や黒、シルバーのネクタイも就活では避けるのが無難です。
この3色は、結婚式や葬式など冠婚葬祭で着用することが多い色のネクタイになりますので、気を付けましょう。
大きすぎる柄や奇抜な柄はNG
大きすぎる柄や奇抜な柄も就活ではNGです。
柄は大きくなるほどカジュアルな印象になってしまうので、就活の面接では細かい柄の物を選ぶようにしてください。
また、ブランドロゴが入っていたり、奇抜なデザインが入っているネクタイも面接には不向きになりますので、注意しましょう。
ネクタイの結び方はプレーンノットがおすすめ!手順を画像で解説
ネクタイの色や柄が決まったら、次はネクタイの結び方に悩んでしまいますよね。
面接に相応しい色柄のネクタイを着けていても、結び方が汚いと印象も悪くなってしまいますので、
就活ではネクタイの基本的な結び方の1つである「プレーンノット」がおすすめです。
プレーンノットはビジネスシーンからフォーマルなシーンまで対応でき、初心者でも結びやすいのが特徴です。
覚えておきたいネクタイ各部位名称
ネクタイには部位ごとに名前があるので、結び方の前に解説しますね。
【ノット】
ノットとはネクタイの結び目の部分のことです。結び方によって、ノット形や大きさが変化します。
【大剣(たいけん)】
結んだ時表側(見える側)に来るネクタイの太い方の部分のことです。
【小剣(しょうけん)】
結んだ時裏側(胸側)に来るネクタイの細い方の部分のことです。
プレーンノットの結び方の手順
【手順1】
シャツの襟を上げて首にネクタイをかけ、大剣は上、小剣は下になるように重ね交差させます。
【手順2】
小剣の周りをぐるっと一周させるように大剣を巻き付けます。
【手順3】
交差した大剣の内側を通します。
【手順4】
結び目・長さを調整します。
【手順5】
結び目が程よい大きさになるよう、調整します。
プレーンノットはきつく締めすぎると結び目が固く、小さくなってしまうので、強く絞りすぎないようにしましょう。
【完成】
これで完成です。
ネクタイは綺麗に結ぶことが良い印象に繋がるので、面接日までに練習しておきましょう。
まとめ:就活のネクタイは色・柄・結び方が大切
就活におすすめのネクタイについてご紹介しました。
面接では第一印象が大事になり、中でもネクタイは印象を左右する重要なアイテムです。
今回解説した「色・柄・結び方」のポイントに気を付けて、業種や自分が見られたい印象によって選んでみてください。