秋冬や春先のビジネススタイルに欠かせないアイテムの１つである「ビジネスコート」。

今回はメンズにおすすめのビジネスコートを20代・30代・40代の年代別にご紹介します。

ジャケットの上に着るコートの選び方や注意点なども合わせて解説するので、参考にしていただければ幸いです。

ジャケットの上に着るビジネスコートとは？

スーツやジャケパンスタイルなどビジネスシーンの服装に合わせるコートは、スマートなデザインが一般的です。

防寒対策としてだけではなく、かっちりしたスタイルやフォーマルなスタイルに合うスッキリしたシンプルなデザインとシルエットを重視して選ぶのがおすすめです。

派手な装飾や色柄の個性的なもの、ファーやフードが付いたカジュアルなコートはビジネスシーンでの着用はTPOを見極める必要があります。

シンプルなビジネスコートでもおしゃれを楽しみたいという方は、細部まで自分好みにカスタマイズできるオーダーコートという選択肢もありですね。

 

ビジネスコートの選び方と注意点

続いて、ビジネスコートの選び方と注意点を解説します。

 

ジャケットの上から着てジャストサイズのものを選ぶ

スーツの上から羽織るので大きめサイズを選びがちですが、ビジネスコートの場合は自分の体に合ったジャストサイズを選びましょう。

オーバーサイズのコートは私服で着る分には問題ありませんが、ビジネスシーンではだらしない印象を持たれてしまいます。

コートの適切なサイズを選ぶために、必ず下にジャケットを着た状態で試着することをおすすめします。

 

使うシーンやTPOを考えて色柄を選ぶ

サイズに続き、コートの色や柄選びも重要になります。

特に、営業マンの方は第一印象が大切になりますので、色柄にも気を付けて選んでみてください。

どんなスーツにも合わせやすく様々なシーンに対応できるのは、無地のブラック・ネイビー・グレー・ブラウンです。

 

▼コーデ例：無地調グレーコート×ネイビースーツ

ややカジュアルな服装がOKなのであれば、キャメルやチェック柄のコートもおすすめです。

▼コーデ例：明るいキャメルコート×ネイビースーツ

柄物のコートの場合はスーツの柄との相性に注意してください。

たとえば、チェック柄のコートにストライプ柄のスーツを合わせてしまうと、ごちゃごちゃした見た目になってしまいますので、気を付けましょう。

▼良いコーデ例-チェック柄コート×無地グレースーツ

季節や気温によって着回しできるよう2着持っておくと安心

コートは冬の寒い時期だけではなく、少し肌寒い春や秋にも着ることが多いと思いますので、季節や気温によってコートのデザインや素材を変えて2着用意しておくと安心です。

たとえば、気温が15～20度ほどの秋や春は、コットン素材で薄手のステンカラーコートやトレンチコート、10～15度以下になる冬にはウールやカシミア素材で厚手のチェスターコートといった感じで選んでみてください。

また、秋冬はブラックやネイビーなどのトーンを落とした色、春先はグレーやベージュなどの明るめの色にすると、季節感ともマッチします。

【年代別】ジャケットの上に着るおすすめビジネスコート

20代・30代・40代の年代別におすすめのビジネスコートをご紹介します。

年代問わずおすすめのコートは「ステンカラーコート」「チェスターコート」になります。

どちらもビジネスコートの定番でスーツとの相性もいいので、迷った方はこちらの2種類から選んでみてくださいね。

20代メンズにおすすめのビジネスコート

20代におすすめのビジネスコートはこちらの3種類です。

ステンカラーコートとトレンチコートは薄手で春・秋用、ピーコートは厚手（ウール素材など）なので、冬用などと使い分けてみてはいかがでしょうか。

• ステンカラーコート
• トレンチコート
• ピーコート

ステンカラーコート

ステンカラーコートはビジネスコートの中でもシンプルで、襟の後ろが高くなっているデザインが特徴的なコートです。

トレンチコート

トレンチコートはビジネスコートとしても着用できますし、オフ用のコートとしても人気です。

ビジネス用ではブラックやネイビーを選ぶとカジュアルになりすぎずおすすめですし、オフ用ではベージュなど明るい色のトレンチコートが人気です。

ピーコート

ピーコートは元々イギリスの海軍や漁師などが着ていた防寒用の作業着で、厚手でウール素材のショートコートです。

前の重なり部分が広く、ボタンが2列になったダブルブレストが特徴で、カッチリしたスーツスタイルとも相性がいいです。

ただし、ショート丈のコートになりますので、着丈には注意しましょう。スーツの裾が見えないものを選んでくださいね。

※DIFFERENCEではビジネスに適したロングピーコートもお仕立て可能です。

30代メンズにおすすめのビジネスコート

30代におすすめのビジネスコートはこちらの3種類です。

定番で人気のステンカラーコートは薄手を選んで春・秋用に、チェスターコートやスタンドカラーコートは厚手の素材で冬用コートにおすすめです。

• ステンカラーコート
• チェスターコート
• スタンドカラーコート

チェスターコート

ビジネスコートの中でもステンカラーコートと同じく人気で定番なのが、チェスターコートです。

ノッチドカラーと言われる切れ目が入った襟や胸元のポケットが特徴です。

ドレッシーで重厚感があるので、ビジネスにはもちろん、フォーマルなシーンでも着用できる万能なコートになります。

チェスターコートは様々な色柄で展開されていますが、ビジネスシーンではブラックやネイビー、ダークグレーなどがスーツとの相性も良く、大人の雰囲気にまとめてくれます。

スタンドカラーコート

スタンドカラーコートは名前の通り「立ち襟」が特徴のコートです。

襟の折り返しがないので、首元がスッキリし、知的でスマートな印象にまとめてくれます。

スーツスタイルはもちろん、ビジネスカジュアルなコーデとも相性が良く、ハイネックのニットなどと合わせるのもおしゃれです。

40代メンズにおすすめのビジネスコート

40代におすすめのビジネスコートはこちらの3種類です。

ステンカラーコートとチェスターコートは40代の男性にもおすすめのデザインです。

年代に関係なく着られるコートなので、どちらか1着でも持っていると重宝します。

薄手のステンカラーコートは春・秋用、チェスターコートとアルスターコートはウールやカシミアなど厚手の素材で冬用におすすめです。

• ステンカラーコート
• チェスターコート

 

まとめ：無地でベーシックな色のコートはどんなビジネスシーンでも着回しができておすすめ

20代・30代・40代の年代別に男性におすすめのビジネスコートをご紹介しました。

ビジネスコートはサイズ感に気を付けて、着用するシーンやTPOに合わせて選んでみてください。

特にステンカラーコートやチェスターコートはビジネスコートの中でも定番でスーツとの相性もいいので、使いやすいと思います。

また、同じコートでも素材によって見え方も変わるので、素材にこだわって選んでみるのもいいですね。