STYLING GUIDE

レディーススーツは、
フィットしたサイズで好印象が狙える!

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監修:堀省次(KITTE丸の内店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2018.05.18 17:08:30


トレンド好きである女性たちは、デザイン性のあるスーツを選びがちです。好きなブランドから販売されているからと即入手にしてしまうことも少なくありません。ですが、ビジネスとなると、そのトレンドが大きな落とし穴になってしまうこともあるのです。フィットしすぎていたり、モード風に大きなシルエットであったりすると、正統派なビジネスシーンでは評価を下げてしまいかねません。ではどんなスーツが好印象になるのでしょうか?今回はレディーススーツのフィットサイズについて考えてみましょう。

レディーススーツのサイズがビジネスシーンで大切な理由


第一印象が大切なビジネスシーンでは、スーツの着こなしが重要であることは男性も女性も変わりません。ビジネススーツをかっこよく着こなせるのも、ビジネスシーンでは大事な能力のひとつと言ってよいでしょう。特に曲線の多い女性の体型は、少しのサイズ違いで印象を大きく変えてしまいます。いくらフィット感が大事だからといっても、バストやウエストなど体のパーツを強調させてしまうのはよくありません。上質の生地を使用していても、サイズが体型に合っていないと逆に印象を下げてしまうのです。


立ったり座ったりと動く機会も多いので、きつめのスーツを着るのもよくありませんし、肩のシルエットが合わずに大きすぎるとだらしない印象にもなってしまいます。相手に与える印象が仕事の場合には評価にも直結するので、ビジネスシーンに着ることを意識したうえでのフィット感であることがとても重要です。
また、レディーススーツにも、細かなルールがたくさんあります。色やスタイル、ボタンの数、素材など、シーンに合わせて選べるようにしておくことも必要です。きちんとしたなかに適度な女性らしさを盛り込むことが、レディーススーツでは大切なポイントになります。


 

自分に合うジャケットサイズの見つけ方は?


ジャケットにはテーラードジャケットやノーカラージャケットなど様々なデザインがあります。ビジネスのシーンなどで着用するデザインは変わってきますが、共通していえるのが体型にフィットしたサイズ感を選ぶこと。ここでは自分に合うジャケットサイズの見つけ方を見ていきましょう。


「肩幅」


ジャケットのサイズ感は4つのポイントでチェックしますが、一番大切なのが肩幅です。スーツは肩幅がぴったり合っていないと着崩れしやすく、だらしなく見える原因になります。ドロップショルダーなどのデザインスーツもありますが、基本スーツはセットイン。肩幅は、購入後に直しが利かない唯一の部分ですから、妥協することなく慎重に選ぶようにしましょう。


「胸元・腰回り」


 


次にチェックしたいのが胸元と腰回りです。ボタンを留めたときに不格好に見えるようでは、ビジネススーツのジャケットとして問題があります。ボタンを留めると目立つシワができたり、胸元のVゾーンが開いてしまうのはサイズが合っていない証拠です。バストが大きいと、腰回りにフィットさせると胸元にシワができたり、バストに合わせると今度は腰回りが大きくなりすぎてしまうのです。また同じサイズでも、デザインによっては胸を強調してしまうこともあるので、自分の体にきれいにフィットするデザインを見つけ出すことが重要です。


「袖丈」


 


ジャケットを選ぶときは、袖丈や着丈など長さにも注意しましょう。袖丈は、手をまっすぐ下したときに、手首の出っ張った骨が隠れるくらいの長さにするのが基本です。腕を曲げたときに、長袖のブラウスやシャツの袖口が1cmくらい見えるような袖丈にすると、袖が擦れるのを防げます。外回り中心の場合には、手首がしっかり隠れる少し長めの袖丈でもよいでしょう。


「着丈」


 


着丈は短すぎても長すぎてもスタイルが悪く見えます。パンツともスカートとも相性のよい着丈は、ヒップトップ(お尻の一番高いところ)に合わせたものです。トレンドに流されることなくどんなボトムスとも合わせやすい定番ジャケットを一枚持っていると、シーンに合わせて着こなしの幅が広がります。

ボトムスサイズのポイントを押さえよう!


男性のスーツと比べるとバリエーションが豊富なレディースのボトムスは、ジャケット以上にフィット感を重視して選ぶ必要があります。見た目も重要ですが、それだけにこだわらず着心地を大事にして選びましょう。デザインそれぞれにフィットするポイントは異なりますが、ここでは基本となるウエスト、スカート丈、パンツ丈を学んでおきましょう。


「ウエスト」


ウエストは、ジャストサイズよりも少し緩めがベストです。ウエストがぴったりしすぎていると、ウエストの下に横ジワが入りやすくなり、離れた場所からでもシワ目立って印象が悪くなってしまいます。また、ウエストのくびれをしっかり見せたいところですが、スーツはジャケットとセットで着ますので、少し余裕を持たせたほうがきれいに着こなせることを覚えておきましょう。動きの多いヒップ周りも同様です。


「スカート丈」


 


スカート丈は、ビジネススーツであることを意識して選ぶようにします。ひざ丈かひざが少し隠れるくらいのスカート丈にしておくと、どのようなシーンでも失礼がありません。ただし、背の高さによってきれいに見えるスカート丈が若干異なります。背が低い場合は、スカート丈が長いと重たく見えがちです。ひざがほんの少し隠れる程度から中心くらいの長さにとどめておいたほうが重たい印象になるのを防げます。スカート丈は、ジャケットの着丈とのバランスも考えて選ぶことが大事です。


「パンツ丈」


 


ボトムスがパンツのときは、ビジネススーツのパンツ丈は基準が一般的なパンツ丈と異なるので要注意です。靴を履いて着こなすものなので、ビジネスで履く靴のヒールに合わせて美しく見える丈にします。ストレートのデザインではなく、少しテーパードのシルエットにすることで脚を長く見せ、パンツ丈はくるぶしが出る程度にします。若干短くすることで軽快感が出てパンプスともバランスよく穿けるでしょう。

レディーススーツはサイズ調整ができるオーダーがおすすめ!

ビジネスで活躍するビジネススーツですが、なかなかフィットするサイズが見つからないものです。曲線が強い体型であれば着心地も考慮した、理想のサイズのスーツを見つけるのは簡単ではありません。ですが、理想のフィット感を重視するのであれば、オーダースーツならその望みを叶えてくれるでしょう。フィットした着心地に見た目も美しく見えるのは間違いありません。過度なデザインではなく、シンプルでポイントをしっかり押さえたデザインは、相手に必ず好印象を与えてくれるはず。