オックスフォードシャツとは?特徴や選び方からメンズ・レディース別におすすめコーデも紹介!
ビジネスシーンだけではなく、普段着としても着ることの多いワイシャツ。
ワイシャツといっても様々な種類がありますが、今回はオンオフ使いやすくワイシャツの中でも着回しができる「オックスフォードシャツ」を解説します。
この記事では、オックスフォードシャツの特徴から選び方のポイント、メンズ・レディース別におすすめの着こなしコーデまで詳しく紹介しています。
目次
オックスフォードシャツとは?
ビジネス用のワイシャツの中で最もカジュアル
オックスフォードシャツとは、オックスフォードクロスと呼ばれる生地を使って作ったワイシャツのことです。
オックスフォードクロスは縦糸と横糸を2本ずつ引き揃えた平織の生地で、他のシャツに比べて厚くて丈夫、ソフトで通気性も良いのが特徴です。
主にビジネス用のワイシャツに使われる生地は「ブロードクロス」「ツイル」「シャンブレイ」「オックスフォード」の4種類あります。
一般的にスーツと合わせて着られているワイシャツは表面がツルツルとしていて目の詰まった生地の「ブロードクロス」でビジネスやフォーマルなシーンに適したワイシャツです。
方、オックスフォードはビジネス用のワイシャツの中で最もカジュアル度が高い位置付けになっています。
最近ではビジネスシーンでもカジュアル化が進んでいるため、オックスフォードシャツもそれに伴い定番化してきています。
また、プライベートでも着やすく、チノパンやデニムなどに合わせるとカジュアルながらきちんと感がある爽やかなコーデに仕上がります。
オックスフォードシャツの種類
オックスフォードシャツといっても、実は主に3種類あるのです。
それぞれの特徴や違いについて解説します。
①オックスフォード
オックスフォードは後に紹介する「ピンポイントオックスフォード」や「ロイヤルオックスフォード」よりも太い糸で作られた生地です。
3種類の中でも凸凹とした立体的な折り目がハッキリ目立つのが特徴です。
厚手でやや光沢がある生地なので、オフィスカジュアルやプライベートにおすすめです。
②ピンポイントオックスフォード
ピンポイントオックスフォードは、オックスフォードよりも細い糸を使って作られた生地です。
通常よりも細い糸が用いられているため織り目が目立ちにくく、滑らかな風合いでドレッシーなテイスト。
適度な光沢があって上品な印象を与えるため、プライベートはもちろん、ビジネスシーンにもおすすめです。
③ロイヤルオックスフォード
ロイヤルオックスフォードは、ピンポイントオックスフォードよりもさらに細い糸を使って作られた生地です。
オックスフォードのなかで1番生地が薄いため少しシワになりやすいですが、織り目がほとんど目立たず、ソフトな光沢があり、非常に華やかな印象を与えます。
ドレッシーな装いになるので、プライベートよりもビジネスシーンにおすすめです。
オックスフォードシャツの特徴と魅力
ビジネスでもプライベートでも様々なシーンで着られるオックスフォードシャツの特徴や魅力をご紹介します。
オンオフどちらにも対応できる
オックスフォードシャツはビジネスシーンでもプライベートでも着こなすことができる万能アイテム。
カジュアルなイメージのシャツですが、ビジネスシーンでも着用可能です。
中でも代表的なデザインの「ボタンダウンシャツ」は無地で白や淡いブルーなど控えめな色柄のものを選べば、スーツに合わせても程よいカジュアル感を与えてくれます。
ビジネスシーンでカジュアル感が気になる場合は、キチンと感のあるピンポイントオックスフォードやロイヤルオックスフォードを合わせるのがおすすめです。
通気性がいい
オックスフォードシャツの織り目には少しすき間があり、通気性が高くなっています。
厚手の生地ですが、かつては英国でポロ競技のスポーツウェアとして使用されていたほど通気性に優れているため、暑い夏場でも快適な着心地です。
汗でシャツが背中に張り付く不快感も軽減でき、夏を含め1年中着回すことができますよ。
オールシーズン着回せる
オックスフォードシャツは通気性も良く、インナーとしてもアウターとしても着ることができるため、オールシーズン着回すことができます。
春夏はボタンを閉めて1枚で着たり、Tシャツの上にさらりと羽織れば爽やかなコーデになります。
夏の暑い時期は半袖のオックスフォードシャツにハーフパンツを合わせたりロールアップするのも良いですね。
秋冬はジャケットのインナーとしてはもちろん、ニット素材のカーディガンと合わせればカジュアルながらも大人っぽくまとまるなど、季節関係なく1年中着回すことができるので、1枚持っておくと重宝するアイテムです。
シワになりにくい
オックスフォードシャツは厚めで丈夫な生地なので、一般的なシャツに比べてシワになりにくく、へたりにくいのが特徴です。
洗濯してもシワができにくくお手入れが楽な点は、忙しいビジネスパーソンにとって大きなメリットになりますね。
オックスフォードシャツの選び方と注意ポイント
続いて、オックスフォードシャツの選び方や注意ポイントをまとめてみました。
色や柄はベーシックなものを選ぶ
色や柄は白やブルーなど淡い色で無地のものを選ぶと着回しもしやすいのでおすすめ。
特に白はインナーとしても羽織としても着回せますし、夏場の汗をかくシーズンでも汗染みが目立たないので、使いやすいと思います。
また、色やカラーにチャレンジしてみたいという方は淡いピンクやチェック柄などから挑戦してみるのがおすすめですよ。
ボタンダウンは1枚持っておくと便利
オックスフォードシャツの定番といえば「ボタンダウン」。
ボタンダウンとは、衿先をボタンで留めているデザインのことです。
スポーティーでカジュアルな印象がありますが、ビジネスシーンでも着用可能です。ネクタイも合わせられますし、ノーネクタイでもどちらにも対応できます。ノーネクタイの場合でも、衿が崩れずしっかりした印象になるのが特徴です。
冠婚葬祭などフォーマルなシーンではNG
ビジネスシーンでも着られるオックスフォードシャツですが、葬式や結婚式などフォーマルな場面での着用はNGです。
フォーマルなシーンではブロードクロス生地のワイシャツを選びましょう。
位置づけとしてはあくまでもカジュアルなワイシャツになるので注意しましょう。
メンズ・レディース別におすすめのオックスフォードシャツのコーデを紹介
メンズ・レディース別にオックスフォードシャツを使ったおすすめのコーデと着こなしポイントを紹介します。
【メンズ】オックスフォードシャツを使ったおすすめの着こなし
ビジネス:かっちりとしたビジネスコーデ
ビジネススーツには無地で白やブルーなどのベーシックな色柄を合わせると、清潔感もあり大人な印象にまとまります。
また、生地も「ピンポイントオックス」や「ロイヤルオックス」を選ぶのがおすすめです。
ビジネス:ラフさのあるビジネスカジュアルコーデ
定番の白やブルー、ピンクなどの淡いカラーでボタンダウンのシャツは、ラフさのあるビジネスカジュアルスタイルに最適です。
ノーネクタイやジャケットなしで着る場合、体にフィットするサイズ感のものだとスタイルも良く見えおしゃれな印象になりますよ。
靴はスニーカーでもいいですが、ローファーを合わせることでカジュアル過ぎず上品にまとまります。
【レディース】オックスフォードシャツを使ったおすすめの着こなし
ビジネス:スラックスと合わせてシンプルな大人カジュアルコーデ
レディースもメンズ同様ビジネスシーンでオックスフォードシャツを着る場合は、無地で白やブルーなど淡いカラーがおすすめです。
パンプスを合わせれば清潔感のある落ち着いた雰囲気になります。
プライベート:チェックやストライプ柄でカジュアルコーデ
プライベートでは、少し派手な色や柄に挑戦してみるのもいいですね。
チェックやストライプ柄はどんなコーデにも合わせやすく着回しも利くので挑戦しやすいと思います。
まとめ:オールシーズン着回せる万能ワイシャツ
最近ではビジネスシーンでもカジュアルな服装が多くなっていることもあり、オックスフォードシャツは多くのビジネスパーソンから人気があります。
オンオフどちらでも着回しができ、オールシーズン使えるなど他のシャツにはない多くの魅力があります。
1枚持っていればビジネスシーンでもプライベートでも大活躍するアイテムですので、まだお持ちでない方は定番のボタンダウンシャツから購入してみてください。
※本記事内で紹介している商品・写真は、記事初回公開時点の内容となります。(時期によってはお取り扱いが無い場合がございますので、ご了承ください)