STYLING GUIDE

ネクタイのプレゼントは名前入りで特別感を演出しよう

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監修:杉原一臣(新宿南口店 エリアマネージャー) / 投稿日時:2019.03.11 13:13:54

ネクタイといえば、男性への定番プレゼントのひとつ。これから実際に贈ろうと考えている人もいるのではないでしょうか。ネクタイをプレゼントする場合、相手の名前入りにすると特別感を演出できます。オンリーワンのネクタイということで相手にも喜んでもらえるはずです。せっかく大切な人にネクタイを贈るのであれば、世界に1本しかない相手のためだけのネクタイを贈ってみませんか。

名入れのネクタイをプレゼントするタイミングやポイントは?

名入れのネクタイは世界にひとつだけのもの。それだけに、贈られる側にとっては特別感のあるプレゼントです。誕生日や就職祝い、還暦といった相手にとって特別な日に贈るとよいでしょう。


また、実際に贈るときはネクタイ本体の選び方にもこだわりたいところ。これはネクタイをプレゼントする場合すべてにあてはまることですが、相手の好みや立場を踏まえた品を贈ることが重要です。特に、日ごろからスーツを着用している男性の場合、ネクタイの価格や品質に詳しい人も多いです。さらに、年齢や立場によってはある程度上質のものを身に着けなければいけないケースも増えてきます。


格安ネクタイから高級ブランドネクタイまでさまざまなネクタイがありますが、せっかく贈るのなら毎日喜んで使ってもらえるようなものを送りたいですよね。そのためにも、相手のお気に入りのブランドを選ぶ、上質のものを選ぶといった配慮を。ネクタイの品質と値段はある程度比例するため、ある程度予算を確保したうえで品物を探すことをおすすめします。有名ファッションブランドやネクタイ専門ブランドのものなら1~2万円、高級ブランドのものなら2~3万円が目安です。

ネクタイの裏側に名前入れする方法

名前入りのネクタイを贈ると決めた場合、次に問題になるのがどこに名前を入れるのかということです。ネクタイのどこに名前を入れるかによって、締めたときの印象がだいぶ変わりますよね。もし、さりげなさを演出したいのであれば、ネクタイの裏側に名前を入れるのがおすすめです。贈る人を選ばないので、相手の好みがよくわからないときでも失敗しづらいでしょう。裏側に名前を入れるメリットは、身につけたときに名前が目立たないということです。表に名前を入れると個性的な印象になる反面、シーンによっては着用しづらいと感じることもあるかもしれません。


しかし、裏側ならネクタイを締めてしまえば名前が見えてしまうこともありません。名前入りということで相手にも喜んでもらえますし、しかも表に名前を入れる場合と違って贈る相手を選びません。上司など社会的に高い立場にある人、目上の人にも贈りやすいと言えます。ネクタイの裏側に名前を入れる場合は、刺繍になります。刺繍糸の色は選べることが多いので、ネクタイに合わせて決めるとよいかもしれませんね。

デザインを選んでネクタイの表側に名前入れしよう

遊び心のあるデザインを好む人に贈るなら、あえてネクタイの表側に名前を入れるのもおすすめです。表側に名前を入れる場合、方法はプリント加工が一般的です。プリント加工で表に名前を入れるメリットは、とにかくデザインのバラエティが豊富なこと。字体やデザインのほか、文字をプリントする位置(中央、端に寄せる)なども選べます。また、名前だけでなく、簡単なメッセージをプリントすることも可能です。シンプル、有名ブランド風と自由にデザインをカスタマイズできます。控えめなものから派手なものまでさまざまなデザインに対応できるため、オリジナリティのあふれるデザインのネクタイを作ることが可能です。


選ぶデザインによっては個性的な印象になりますが、ジャケットを着たときに文字が隠れるタイプのものを選べば意外と実用的です。柄プリント風、迫力のある和風フォントなどユーモアのあるデザインを選べば、贈るときのサプライズ感もアップするはず。一方、端に小さく名前をプリントしたシンプルデザインなら、さりげない印象になります。デザインの方向性によって、がらりと全体の印象が変わるところが、ネクタイの表側に名前を入れる最大の魅力かもしれません。

ネクタイのプレゼントには名前入りの小物をプラス

ネクタイのコーディネートで欠かせない小物といえば、ネクタイピンです。ネクタイピンは、もともとネクタイをシャツに固定し、動いたときにネクタイが動作の邪魔にならないようにするためのものです。さらに、ネクタイピンにはスーツファッションではアクセサリー的な役割もあります。


ネクタイピンにはさまざまなデザインの製品があり、ネクタイ全体のおしゃれ度を簡単に底上げしてくれます。シンプルなネクタイでも、メガネやハートなどデザインの凝ったネクタイピンがついていたら、垢抜けた印象になりますよね。「まったく名入れした部分が見えないのも嫌だけど、ネクタイの表側に名前を入れるのは…」という人は、相手の名前を刻印したネクタイピンを、ネクタイに添えて贈るのはどうでしょうか。


普段からネクタイピンを使っている人には、ネクタイピンのプレゼントもおすすめです。シンプルなデザインのネクタイピンでも、名前を刻印するとそれだけでスタイリッシュな印象になります。さりげないデザインなので、身につける場面を選ばないのもメリット。銀行などきちんとした服装が求められる職場でも使いやすいため、贈る人の年齢や勤め先も選びません。

プレゼントするネクタイには名前入れをして付加価値をプラスしよう

ネクタイをプレゼントとして贈る場合、一手間かけて名前を入れると「世界にひとつだけしかない」という付加価値をネクタイにつけることができます。名前に加えてメッセージを入れられるケースもあるので、特別な日の記念にもおすすめです。オンリーワンというスペシャルなアイテムであること、さらに相手のために手間をかけたことが伝わることから、相手にも喜んでもらえるのではないでしょうか。オーダーメイドで名前入りのネクタイを作ってくれるサービスもいくつかあります。どのお店でオーダーするかによって、名前の入れ方やネクタイの色柄が変わってきますので、オーダーする前に何店か比べてみるとよいでしょう。


また、既成品のネクタイであっても、購入したお店によっては裏側の名前入れに対応してくれることがあります。「これは」というネクタイを店頭で見つけたら、お店の人に相談してみてはいかがでしょうか。