STYLING GUIDE

スーツに合わせるネクタイの色柄。3つのポイントでオシャレに見せる

投稿日時:2021.11.25 18:39:58

スーツには欠かせないネクタイですが、皆さんはどのようなネクタイをお使いでしょうか。


スーツのコーディネートはパターンが限定されていて、マンネリ化しやすいと感じている方も多いと思いますが、実はネクタイの色や柄などに工夫を加えることで、ビジネスシーンでもおしゃれにコーディネートを楽しむことができます。


ということで今回はネクタイに関するお話をさせていただきたいと思います!

おしゃれなネクタイ選びの3ポイント!

色が多いほどカジュアルな印象を与える


ネクタイは、色が多くカラフルなほどカジュアルな印象を与えます。


その為、重要な会議などのビジネスシーンでは、色味を抑えたシンプルなネクタイを選ぶといいでしょう。


反対に、プライベートや、オフィスカジュアル、華やかな印象にしたいパーティーシーンなどでは色の多いカラフルなものを選ぶといいでしょう。


色が少ないほどコーディネートしやすくなる

柄物など、色が多いネクタイは華やかな印象を与えてくれますが、その分コーディネートをするのが難しくなります。


また、無地ならなんでも合わせやすいというものではなく、赤や紫などの派手な色は合わせにくいです。


反対に紺やグレー、えんじなどは、様々なスーツに合わせやすく、使用するシーンも選ばない為、コーディネートの幅を広げやすいのでお勧めです。


柄は小さいほどコーディネートしやすくなる

ドットの柄は大きさによって呼び方が分かれていて、大きい順にコインドット、ポルカドット、ピンドットと呼ばれます。


基本的には小さいドットの方が使いやすく、ビジネスシーンでは小さい柄のものを使うのが主流です。


ドット柄も色味を抑えたものの方が汎用性が高いので、お仕事に使うことが多い場合はシンプルな色合いのものを選ぶようにしましょう。

ネクタイの柄はこんなにある。特徴・コーディネート例

ネクタイには様々な柄があります。


ここからはその柄についての詳しい解説と、それぞれの使い方についてお話ししていきたいと思います。


無地柄

無地柄のネクタイは、どんなネクタイにも合わせることができる便利アイテムです。


派手な柄のスーツにも合わせることができますし、落ち着いたテイストのカラーや無地のスーツにも合わせることができます。


また、無地でも色合いが明るいものはパーティーや結婚式でも合わせることができるので、パステルカラーやシルバーなどのネクタイはそうした場に行くことが多い方は一つ持っておくと便利かもしれません。


ストライプ(レジメンタル)柄

ストライプは無地と並んでスタンダードな柄です。


バリエーションが圧倒的に豊富で、普段使いもでき、飽きがこない使い勝手の良い柄です。


ひとくちにストライプといっても、カジュアルにもビジネスにも使うことができます。


線が細いタイプの方がフォーマルな印象を与えてくれるので、仕事用には線が細く、色の少ないネクタイを用いる方が多くなっています。


反対に、線の太いストライプはカジュアルで可愛らしい印象を与えるので、私服のカジュアルコーディネートとして使う人が多いです。


ドット柄

ドット柄の多くはカジュアルな印象になるので、仕事に使う人は多くはありません。


ただし、色味の少ない小さなドット柄であればオフィスカジュアルから、プライベートまで幅広いコーディネートに使うこともできます。


ドット柄は爽やかな印象を与えてくれるので、主に夏に使う人が多くなっていますが、基本的には季節を問わず使うことができるものなので、一つは持っておくと便利でしょう。


小紋柄

小紋柄もこれまでの柄と同じく、柄が小さいものほどビジネス向け、柄が大きいものほどカジュアル寄りになっています。


ですが、お持ちのスーツが無地で比較的おとなし目のものが多い人は、ワンポイントアクセントとしてやや柄が大きめのものを選んでみるのもいいかもしれません。


小紋柄はあまり使っている人が多くないので、積極的に取り入れることで個性を出せるアイテムです。


近年では小紋柄の取り扱いがあるスーツショップも増えているので、気になった方は是非取り入れてみてください。


ペイズリー柄

ペイズリー柄は独特な植物の模様を指すもので。


これまでご紹介させていただいた柄と比べると一つ一つの柄が大きいのが特徴です。


存在感がある柄ですが、同系色でまとまっている色味の生地を選ぶことで主張しすぎず、元のスーツの雰囲気を保ったままワンポイントのアクセントとして加えることができます。


またストライプなどほかの柄との相性もいい為、シャツとの組み合わせでコーディネートを楽しむことができる柄です。

季節による素材の使い分け

スーツにも普段のオシャレにも「季節感」というものが存在しますが、実はネクタイにも季節に合わせた使い分け方があります。


春夏には麻やフレスコ


春や夏などの暖かい季節にはザックリ感のあるデザインで、素材は麻や綿、フレスコなどの涼しいものを導入するのが良いでしょう。


色も水色や、グレーなどの涼しげに見える色を取り入れると季節感のあるオシャレを演出できます。


秋冬にはウールやニット


秋や冬は、ウール、起毛綿など厚手生地が主流です。


起毛ジャケットなども組み合わせることで季節感を演出することが出来ます。


色も茶色やえんじ色など、暖色を選ぶことでより強く季節感を出すことも可能です。


多少フォーマル感は落ちてしまいますが、それでも十分かっちりとした印象を与えることはできるでしょう。

ネクタイの色によって与える印象の違い

ネクタイは柄、太さ、色など様々な要素を微調整することで印象を変えることができますが、ここからは色にフォーカスして紹介します。


暖色系

赤やピンク、オレンジやブラウンなどの暖色系はその名の通り暖かい印象を与えます。


また、暖かな印象だけではなく、元気、やさしさ、柔らかさを感じさせる色でもあります。


このような特徴があるので秋から冬にかけた寒い季節に用いると効果的です。


寒色系

寒色系は青系やグレー、白を指す言葉で、クールな印象を与えることができます。


落ち着いた印象を与えることができる色なので、フォーマルシーンでのコーディネートにお勧めです。


また、寒色系をつけることによって涼しげな印象を与えることもできるので、夏のコーディネートにもお勧めの色です。


中性色系

暖色や寒色のように温度感を感じさせない色を中性色といいます。


緑や紫が中性色にあたりますが、それぞれ異なる印象を与えることが出来ます。


緑は若々しさや穏やかな印象を与えることが出来ます。


紫は高貴さ二面性を持った色なのでエレガントさや大人な印象を与えることが出来ます。

まとめ

ひとくちにネクタイと言っても、色・柄・太さ・合わせ方など千差万別で、非常に楽しい種類豊富なアイテムです。


ネクタイ一つでここまで様々なパターンがあるということは、仕事着として普段何気なく着ているスーツにも実はたくさんの楽しみ方があるのです。


日々のコーディネートをネクタイで広げてみてくださいね。