妥協しなくていいって、最高ですね。
森本 圭 様 (27歳/愛知県/会社員(営業))
森本 圭 様 (27歳/愛知県/会社員(営業))
今までスーツは、基本的に量販店で既製品を購入していました。毎日着るものなので、どちらかと言うと「質より量」で選んでいましたが、なかなか納得できるスーツには出会えませんでした。
いろんな店のスーツを試しながら、自分の体型に合うものを探してきましたが、結局、既製品でぴったり合うものってないんです。そうなると気になってくるのがオーダースーツですが、金額的に高額なイメージがあって、僕にとっては敷居が高いものでした。憧れていたけど、ためらっていたという感じですね。
今回は、数ヶ月後に友人の結婚式が控えていることもあり、「そのときは格好いいスーツで行きたい」と思ってオーダースーツに挑戦することにしました。
僕の場合、身長があって腕が長いのと、サッカーをやっていたので太ももが太いんです。そのへんは、スーツを選ぶときいつもネックになっていました。ジャケットは体に合わせると袖が短くて、腕の長さに合わせると全体的にひと回り大きくなってだらしなく見えてしまいます。
パンツも腰回りに合わせると太ももがパンパンで、太ももに合わせると腰がダボダボ・・・。既製品って、「あちらを立てればこちらが立たず」なんです。最近はいちいち直すのも面倒になってきて、「既製品だから合わなくて当たり前」と割り切ってそのまま着ていました。
でも、それだときれいに見えないので、やっぱり自分にジャストフィットするスーツを作ることができるなら、それがいちばんですよね。
オーダースーツを作るにあたって、条件としては、まずは友人の結婚式で着られること。といっても、完全にイベント用というわけではなく、仕事でも使えるものがいいなあと思っていました。
今の仕事はジャケパンのときも多いので、上着はジャケット単体でも使いたいとか、スタイルはスッキリめが好みとか、そういった点はテイラーの菊池さんとも話していました。菊池さんは、さすがプロですよね。僕の要望をうまく汲んでくれて、一つひとつのポイントでほとんど迷うことなく、サクサク決めていくことができました。
採寸のときも丁寧に調整してもらい、体型的な問題をカバーしつつスッキリ見えるシルエットになりました。妥協しなくていいって、最高ですね(笑)。既製のスーツでは絶対にあり得ない、僕にとって理想のスタイルを提案してもらったと思っています。
こう言ったらDIFFERENCEさんに失礼かもしれませんが、「敷居が高い」というイメージはあっさり覆されました(笑)。
僕が構えすぎていただけなのかもしれませんが、値段も思っていたほど高くはないし、「オーダースーツってこんなに気楽に作れるものだったんだ」というのが率直な感想です。オプションの多さには驚かされました。
ステッチとかボタンの種類とか、ボタンホールの色や裏地の色まで、「せっかくオーダーするんだから、あれもこれも」って、こだわりたくなっちゃいました。裏地の色なんて、人生で一度も気にしたことはありませんでしたから(笑)。でも、こうやって細部までオリジナリティを出せるのはオーダースーツならではですよね。
ジャケットの型: ラウンドジャケット
パンツの型: テーパードパンツ
生地: Biellano Finish
ボタン: 本水牛ボタン(ライトブラウン)