「自分仕様」のオーダースーツで、もう一歩前進できる
木村 悠 様 (元WBC世界ライトフライ級チャンピオン)
木村 悠 様 (元WBC世界ライトフライ級チャンピオン)
元プロボクサーということもあり、身体はガッチリしている方です。そのため、既製品のジャケットやシャツはなかなか合いません。丈を基準に合わせても、肩や胸が堅苦しく感じてしまいます。これまで、既製品のスーツの中では、「これだ」というようなスーツには出会えませんでした。
以前から、自分の身体にフィットしたスーツに憧れていました。着心地がよく、愛着を持てるスーツに出会いたかったんです。そんな時に、湖中社長をご紹介いただいて、DIFFERENCEでオーダースーツを作ってみることになりました。
採寸はテイラーの三原さんが進めてくださって、非常にスムーズでした。丈はきちんと身長に合わせながら、肩回りや胸は少し大きめに作っていただきました。ジャケットのフロントは基本的にあまり閉めないので、ボタンひとつギリギリで留められるという感じです。身体をピタッと見せる、イタリアンスタイルが好きで、タイトめに仕上げていただきました。
実際に着てみても、自分の身体に馴染んでいるのが分かります。本当に世界で一着だけなんだなと実感しますし、スーツが着実に「自分仕様」になっていく様子が新鮮でした。とても気に入っています。
今持っているスーツは紺やグレーのものが多いんです。今回は違う色が気になって、結果的に茶色にチャレンジしました。大人っぽく見えるような色を希望していたところ、テイラーさんが茶色を勧めてくださったんです。一口に茶色といっても、バリエーションが豊富で、楽しみながら迷いました。
こだわりとして、裏地に入れた赤のカモフラ柄がかっこいいんですよね。オーダースーツといえども、好き放題取り入れるのは控えました。何ていうか、「オーダースーツ感」があまりに前面に出すぎると、少しいやらしいかなと思ったんです(笑)。今回は、さりげない部分にこだわりを入れてみました。
まず、お店の外観・内装ともに高級感があってオシャレですよね。テイラーさんやスタッフの方々のご対応もとても丁寧に感じました。こういった落ち着いた空間で、自分だけのための買い物をする。純粋に贅沢な時間だなと思いました。
また、インターネットの通販サイトで何でも簡単に注文できる今の時代で、テイラーさんとコミュニケーションを取りながら、スーツを一緒に作っていく感覚は貴重だと思います。テイラーさんには、こちらの要望や疑問をきちんとヒアリングしていただけるので、すごく安心感があります。スーツのデザインやスタイルに関して、ご提案をいただく時にはワクワクしますね。
講演や研修など人前に立つ時やメディアに出る機会には、やはり他の人と違った魅せ方を意識します。そういった、自分の身なりや立ち振る舞いに気を遣う場面に、今回作っていただいたスーツはまさにピッタリです。自然と背筋が伸びると同時に、ほどよくリラックスもできます。
オーダースーツと既製品のスーツとの差は歴然ですね。オーダースーツは、着心地が本当に違います。ずっと着ていたいくらい軽やかです。いや、寝間着にしてもいいくらいです(笑)。今後は、まだ着たことのない、初めて見るようなスタイルのスーツにもトライしたいですね。