プレミアムカフェ
「Bicerin」のマネージャーを
プロのテイラーがスタイリング
2022.03.11
2022.03.11
イタリア・トリノ最古のカフェ「Bicerin」の店名を冠した飲み物「ビチェリン」などを提供する、プレミアムなカフェのBicerin。
店頭でお客様に上質な体験を提供する責任者であるマネージャー様のスーツをプロのテイラーがスタイリング。ブランドカラーの緑を取入れるなど、ショップの上質な空間にあわせたスーツが完成。
今回は、実際にスーツのスタイリングを受けた1人である、Bicerin HAKATA HANKYU店長の矢口様にお話しを伺いました。
矢口早紀 様(福岡県/Bicerin HAKATA HANKYU店長)
毎日スーツを着る仕事なので、いつか自分に合ったスーツをオーダーしてみたいと思っていました。カフェの仕事は、高いところにあるものを取ったりしゃがんだりで、意外に身体を動かすんです。既製服で動きにくさを感じていた着心地が、オーダーならどう変わるのか興味がありました。
オーダースーツは、今回初めてでした。スーツに詳しくないので何をどう注文すればいいのかわからず、少し不安でした。そこで「シルエットが美しい、かっこいいスーツ」という漠然としたイメージからスタートしました。
オーダーで驚いたのは、採寸箇所の多さですね。袖丈、ウエスト、パンツの丈くらいかなと思っていたら、ほかの部分も細かく採寸していたんです。「身体のラインを綺麗に見せたい」「動きやすくしたい」という希望をどうやって実現するか、テイラーさんが様々な角度から細かく提案してくれたので、仕上がりへの期待が高まりました。
スーツ生地はブランドテイストに合わせて「上質でシックに見える色」を選定いただきました。
「オプションは遊び心のあるものでもよい」と上司が勧めてくれたことを担当テイラーさんに共有するといくつものご提案をいただけました。裏地は一番気に入ったペイズリー柄にしました。
ボタンステッチは、店頭でお客様の目に触れるスーツであるからこそ「ビチェリンのブランドカラー」であるグリーンを選んでいただきました。
知的で落ち着いたデザインのスーツでも、裏地やボタンステッチがちらりと見えたときに、さりげなくお洒落な印象を残せるスーツだと思いました。
担当のテイラーさんは、サイズに合ったスーツをビシッと着こなした男性でしたが、物腰が柔らかく話しやすくて安心しました。こちらがスーツに詳しくなくても、丁寧にひとつひとつ確認してくれるので、話しているうちにだんだん仕上がりのイメージがかたまっていくのがおもしろかったです。
生地やボタンなどはたくさんの見本を目で見て、手で触れて選ぶことができます。ボタンホールの色が変わっただけで、スーツの印象は大きく変わるんですね。私は普段、決断が速い方だと自負しているんですが、今回はどの組み合わせにするか、かなり悩みました(笑) でも自分のイメージを具体化していく、楽しいひとときでした。
仕上がったスーツを着て、こんなに違うのかと驚きました。ラインが綺麗に身体に沿っているのに、肩回りはゆったり。これなら仕事でも動きやすそうです。既製品と違って、気になる皺がでないのもいいですね。
オーダーは難しいと思っていましたが、細かいところまで決めなくても、テイラーさんと相談しながらイメージどおりのスーツが仕上がることに感動しました。オーダーは既製品より高いですが、動きやすく自分の好みを取り入れたスーツには、お値段以上の価値があると思います。美しく動きやすいスーツは、いつもと違う1日をもたらしてくれます。ぜひ多くの女性に、オーダーの心地よさと楽しさを体験していただきたいです。
制服を新調したい / 社員・役員をおしゃれにしたい / ギフト・記念品を作りたい / 福利厚生に利用したいなど、衣服に関するさまざまな課題解決をお手伝いいたします。
矢口店長にご体験いただいたように、お客様の業種・職種やご要望に合わせて、プロのテイラーが生地選びからトータルコーディネート(チームカラー・イベントカラー等)まで一緒に制作させていただきます。
お一人お一人が一番格好良く見え、パフォーマンスを発揮できるウェアをお仕立ていたします。