【大人のワンポイント術】蝶ネクタイの合わせ方。パーティーやカジュアルシーンにも!
蝶ネクタイをつけたことはありますか?
ビジネスシーンではあまりつける機会がないため、馴染みがない方も多いと思います。
そんな方も蝶ネクタイを知ることで、スーツの着こなし幅が広がり、コーディネートを組むのが楽しくなること間違いなしです。
これから初心者でもわかりやすく蝶ネクタイの知識ご紹介しますので、蝶ネクタイをより深く知ってもらえればと思います。
蝶ネクタイには4種類ある!それぞれの特徴は?
蝶ネクタイの種類は4種類あります。
- ・バタフライ
- ・セミバタフライ
- ・ストレートエンド
- ・ポインテッド
同じ蝶ネクタイでも、結び方1つで印象が一気に変わります。
蝶ネクタイをつけたことがない人は、そんなに変わるものなの?と思うかもしれません。
それぞれどんな形で、どんな印象になるのか、詳しく説明します。
バタフライ
バタフライとは、蝶ネクタイの結び方の中で最もフォーマルでクラシックなスタイルです。
蝶の大きな羽を思い浮かべるようなシルエットからバタフライと呼ばれています。
タイ幅は7.6~8.9cmと大きめなので、小顔効果があります。
またその大きさから、華やかな印象です。
伝統を意識したスタイルを楽しみたい方におすすめです。
セミバタフライ
セミバタフライは、バタフライの形を少し小ぶりにしたものを指します。 現在主流になっている蝶ネクタイのデザインがこちらです。
タイ幅は5.7~7cmほどで、バタフライと比べると一回りほど小さくなります。
バタフライは大きすぎてつけるのに抵抗があるけど、クラシックなスタイルを楽しみたい、という方におすすめです。
初めて蝶ネクタイをつける方はセミバタフライからチャレンジすると、違和感なくつけられます。
ストレートエンド
この結び方は結んだときのシルエットがほぼまっすぐのため、ストレートエンドという名前で呼ばれています。
バタフライのシルエットと比べコンパクトなのが特徴で、タイ幅は3.8~5.1cmです。
形がこうもりに似ていることからバットウイングと呼ばれることもあります。 細身でボリュームは抑えられているので、カジュアル度が強いシルエットです。
普通のネクタイではつまらない、けど大きい蝶ネクタイは抵抗があるという人につけてほしい蝶ネクタイのデザインです。
ポインテッド
ポインテッドとは、先端がとがった形をした蝶ネクタイのデザインです。
尖ったシルエットがスタイリッシュさを演出してくれるので、かっこよさが増します。
今まで紹介した中で、一番個性的でファッション性が高く、パッと目を引くシルエットです。
そのため結婚式の二次会など、比較店格式ばらない場で身に着けるのに適しています。
洗練された印象でかっこよくきめてみてはいかがでしょうか。
シーンごとの蝶ネクタイの合わせ方・コーデ例
蝶ネクタイを合わせるシーンとして、
- ・結婚式
- ・パーティー
- ・カジュアルシーン(普段着)
があります。
先ほど紹介した蝶ネクタイの種類も踏まえて、どのようなコーディネートをしたらいいか、具体的に紹介します。
結婚式編
結婚式で蝶ネクタイを合わせる際におすすめなのが、「蝶ネクタイ×タキシード」の組み合わせです。
結婚式は格式高い場なので、タキシードと合わせフォーマルかつ華やかなスタイルにしましょう。
色の組み合わせも黒タキシード×黒蝶ネクタイで統一感を重視するとフォーマルさが増します。
セミバタフライなどのコンパクトな蝶ネクタイの場合はピークドラペルで襟元を華やかに、バタフライなど大きめの蝶ネクタイの場合はショールカラーで襟をすっきりまとめるなど、バランスを大事に合わせると素敵です。
パーティー編
パーティーでは「蝶ネクタイ×ネイビースーツ」の組み合わせがおすすめです。
服装にも華やかさがあると、場の雰囲気が明るくなります。
そのため、色を入れて遊び心を加えてみるのが素敵です。
3ピーススーツをネイビーで揃え、ピンクのストレートエンドで指し色を加えましょう。
さくら色のような淡いピンクは艶もあり、スーツとも相性がいいです。
スーツのカチッと感とピンクの蝶ネクタイの柔らかさがコーディネートのバランスと整えてくれます。
カジュアル編
カジュアルなシーンに蝶ネクタイを加える際におすすめなのは「蝶ネクタイ×チェックスーツ」の組み合わせです。
ビジネスシーンでは難しい柄を取り入れて、いつもと違う装いを楽しめます。
ジャケットとベストをチェックで合わせ、ワンポイントにポインテッドの単色蝶ネクタイで合わせましょう。
パンツは落ち着いた黒のスラックスにすると、大人っぽさも出せます。
このとき、ジャケットが暖色系の場合は蝶ネクタイも暖色系、など色の系統を合わせることでお洒落にまとまります。
チェック×蝶ネクタイで、遊び心満点なコーディネートを楽しみましょう。
蝶ネクタイの結び方を解説
蝶ネクタイは、始めから形が作られているバンド型や、クリップ型も多く、自分で結んだことが無い方も多いと思います。
ここでは本格的な蝶ネクタイの結び方を紹介いたします。
- 1.片側を少し長めにして、首にかける
- 2.長い方のタイを上にしてクロスさせる
- 3.上に重ねたタイを後ろから前へ通し結び目をつくる
- 4.結び目ができたら、首が苦しくない程度に絞る
- 5.結んだあと、短い方のタイをベルトと並行になるようにくの字に折り曲げる
- 6.くの字に折り曲げた部分の真ん中と、③で作った結び目を片手でおさえる
- 7.くの字になっていないほうのタイを押さえた部分の上から通し、下におろす
- 8.蝶ネクタイのリボンになる部分の両側を片手でつまむ
- 9.すると、リボンの後ろにわっかができているので、そこにタイを通す
- 10.後ろのわっかに通したタイが正面から見た時に見えないように整え、完成
蝶ネクタイに関するよくある質問
蝶ネクタイに合わせるシャツはどのようなものがいいですか?
レギュラーカラーのシャツは、通常のネクタイにも蝶ネクタイにも合わせられるので万能です。
よりフォーマルなコーディネートにするのであればウィングカラーシャツを選ぶといいでしょう。
色に関しては、フォーマルな場では白を選ぶようにしましょう。
まとめ
蝶ネクタイについて、種類・コーディネート・結び方と一通り説明してきました。
蝶ネクタイについて知識がなかった人も、つけるイメージがわいてきたのではないでしょうか。
いつもと違うスタイルを楽しんで、スーツのコーディネート幅を広げてみてください。