冬のビジネスカジュアルコーディネートを紹介!
冬のビジネスカジュアル、と聞いてどんなコーディネートを思い浮かべますか?
「きちんとした印象はほしいけど寒いしな……」
「冬だから温かみのある素材のものを着たいけど、それってマナー違反にならないかな?」
など疑問に思ったこともあるのではないでしょうか。
自分のお気に入りの1着を着てみたはいいけど、周りから浮いてしまった!なんてことになったらショックですよね。
そうならないために、この記事では冬におすすめのビジネスカジュアルをご紹介します。
ビジネスカジュアルってなんだろう?着たことない!という方にも、わかりやすく説明しますので、安心して読み進めてくださいね。
ビジネスカジュアルとは?
ビジネスカジュアルとは、きちんとした印象だがスーツほど堅苦しくないビジネススタイルのことを指します。
スーツだと動きにくい、少しラフ感がほしい、という場合に着用されることが多いです。
例えば社外の人と会うときは、相手への礼儀もあるのでスーツスタイルの必要があります。
しかし社内の打ち合わせで気の置ける仲間と会うときはビジネスカジュアルを着用する、などビジネスでの装いを多様にしてくれます。
このようにビジネスカジュアルは、ビジネスシーンのTPOに欠かせないスタイルです。
ビジネスカジュアルの基本コーディネート
ジャケット
ビジネスカジュアルにおいて、ジャケットは必須アイテムです。
ジャケットの起源は軍服であるため、凛々しくきっちりとした印象にできます。
例えば、ボーダーカットソー+コットンパンツのスタイルだとカジュアルな印象はぬぐい切れないですよね。
しかし一枚ジャケットを羽織るだけできりっとした印象になります。
このように、インナーやパンツがどんなものでもビジネススタイルを崩さない万能アイテムが“ジャケット”です!
セーター
セーターはジャケットに次ぐ、冬のビジネスカジュアルに必須のアイテムです。
防寒できるだけでなく、きちんとした印象に個性をプラスしてくれます。
色物のセーターを着れば、ジャケットの下から覗かせるだけで刺し色で明るい印象になります。
また、インナーがシャツだけだと堅苦しく、カットソーだけだと寒々しい印象になってしまうときにも、ニット素材の風合いが柔らかくあたたかい雰囲気を出してくれます。
他の人とは一味違うビジネスカジュアルを楽しみたい人はぜひセーターを取り入れてみてください。
チノパン
チノパン、と聞くと春夏のイメージを持つ方もいると思いますが、肉厚な生地なので冬にも活躍します。
単体だと軽い印象ですが、ジャケットやセーターと合わせることで綺麗目な装いになるのです。
チノパンは、冬らしいメリノウール素材のジャケットとアンバランスにならずに着られるので、ビジネスカジュアルに幅を利かせたい方は1本持っていると便利です。
ウールのパンツだと少し動きずらさを感じていた方は、ぜひチャレンジしてみてください。
冬のビジネスカジュアルお勧めアイテム
おすすめアイテム1・チェックのジャケット
おすすめアイテム1つ目は、遊び心がありながら、仕事のできる男を演出できるチェックのジャケットです。
チェックなんて派手じゃない?と思う方も、襟のあるテーラードジャケットを選べばカジュアルになりすぎないので安心です。
チェックというと、大柄なものを想像する人もいると思いますが、実際チェックには多くの種類があります。
FABRIC 一覧 | オーダースーツブランドDIFFERENCE(ディファレンス)
柄物になれていない方は柄の小さいものから取り入れて、さりげなさを演出してみましょう。
ビジネスカジュアルでお洒落を楽しみたい方はぜひ挑戦してみてください。
おすすめアイテム2・カーディガン
セーターはよく着るけど、カーディガンはあまり着たことないという方も多いかもしれません。
カーディガンは昔っぽい印象になる気がして抵抗があるという意見も聞いたことがありますが、ちゃんと自分に合ったものを着れば今風のスタイルで着ることができます。
カーディガンを選ぶときに気を付けたいのが、サイズ・色・ボタンの大きさです。
サイズが大きすぎると、ビジネスカジュアルとしてはだらしない印象になってしまいます。 肩幅や袖丈がジャストサイズのものを着るようにしてください。
人によって似あう色は違いますが、シックな色味のものを選ぶとビジネスシーンでも浮かず、昔っぽい印象にもなりにくいです。 具体的には、黒・ネイビー・キャメル・カーキはジャケットやパンツを選ばず、高級感のある色味なのでおすすめです。
またボタンが大きいものはファッション性が強く、ほっこりした印象にもなりやすいので避けるのが吉です。
カーディガンを取り入れれば、人と被らないスタイルができるのでおすすめです。
イージーパンツ
イージーパンツというと、運動着や部屋着のようなリラックス感のあるものの形を指すことがあります。
それではビジネスシーンには不適切なのでは?と思われがちですが、素材や織の種類をきちんと選べば、ビジネスカジュアルに取り入れるのもOKです。
イージーパンツの特徴として、ウエストがドローストリングの作りになっており、ゴムや紐が入っていることがあります。
作りとして楽に履ける仕様になっているので、生地はウールなどきちんと感のあるものを、そして前タックの入った作りだと綺麗に着られます。
綺麗かつ動きやすく普段着としても履けるので、イージーパンツは多様性に富んだパンツです。
NGビジネスカジュアルコーディネート
NG1・上半身カットソーのみ
冬のビジネスカジュアルで、トップスにカットソーのみはNGです。
なぜなら、カットソーだけだと季節感がなく軽い印象になるので、きちんと感に欠けてしますからです。
カットソーを着用する場合は必ず羽織物を着る、どうしても何も羽織りたくない場合はシャツを着るようにしてください。
カットソーを着るときは、必ず上に1枚羽織る!というルールを忘れないようにしましょう。
NG2・ローゲージニット
おすすめアイテムでセーターやカーディガンをあげましたが、ローゲージ編みのものはNGです。
ローゲージニットとは、ざっくり編み込まれたニットのことで表面の凹凸や模様がわかりやすい作りになっています。
なぜローゲージニットがビジネスカジュアルにはNGかというと、
- ・ボリュームがありスッキリした印象のビジネスカジュアルには合わない
- ・ざっくりとした網目がほっこりとした印象になりカジュアルすぎる
などがあげられます。
またローゲージニットは毛足が長いものも多いため、毛がジャケットやパンツにくっついてしまうなど、実用性に欠けるというところも懸念点です。
そのため、ニットを着る場合はハイゲージニットでスッキリ大人っぽい着こなしをおすすめします。
ハイゲージニットとは密に編み込まれた細かい網目のニットのことです。
ハイゲージニットがビジネスカジュアルにおすすめの理由は、
- ・網目が目立たないことでスッキリした印象にできる
- ・ドレッシーなアイテムとの相性がいい
などがあります。
普段着にも使え、かつビジネスカジュアルでも大活躍してくれます。
NG3・デニム
デニムの歴史には労働者の服・作業着として使用されていたことがあり、カジュアルな印象が強い為、ビジネスシーンにおいて、デニムは絶対にNGです!
今となってはファッションとして親しまれているデニムですが、やはりダメージ加工などルーズな印象が根付いているのも事実です。
そのため、ビジネスカジュアルにおいてもデニムは避けた方がいいアイテムの1つです。
まとめ
冬のビジネスカジュアルについて、お話してきましたがいかがでしたでしょうか。
冬のビジネスカジュアルでは、きちんとした印象をなくさなければ幅広いアイテムからコーディネートを組めます。
何を着たらいいのかと悩んでいた人も、自分らしいビジネススタイルを見つけるために、ビジネスカジュアルについて研究してみてください。
服を選ぶことが楽しくなること間違いなしです。